「今、すごくいい感じ!」THE RAMPAGE 陣・川村壱馬・長谷川慎・後藤拓磨が熱く語る、全国各地に熱狂の糸を張り巡らすランペの最前線

「THE RAMPAGEはすごくいい雰囲気。地に足ついて活動してる感じ」

ーー少し本から離れまして。“暴れ回る”というグループ名にふさわしく、THE RAMPAGEの暴れ回り具合は年々激しくなっているようにも思えます。今も最新ツアー“PRIMAL SPIDER”の最中ですが、グループの雰囲気はいかがですか?

陣:最近また変わったというか、よりよくなってる気がします。ツアーをやるたびに変わっている印象があって、みんなで考えて作り込んで、よりいいものを表現しようとしていることが、普段の関係性にいい影響を与えている気がしています。メンバーの熱量や温度感って、その時々によって違うじゃないですか……やっぱり人間なんで。上がったり下がったりする人もいれば、ずっと上がってる人もいればみたいな。それがうまいこと、グループ全体になじんでいく。そんな感じがするんです。下がってる人は、いい熱量でいる人に引き上げられるしみたいな。

川村壱馬:それで言うと、海青の存在ってめっちゃ最近大きいなって思うんですよね。陣さんが言ってた熱量みたいなところで、結構チューナーになっているというか。パフォーマーに対して1カ月に1回計量してください!とかね。格闘家か!ってぐらいの感じではあるんですけど、それがライブとかにいい影響を与えてる。彼自身も結果を出しているし説得力バキバキなんで、そういう意味で熱量とかに一躍買ってますよね。

長谷川慎:雰囲気悪いなって時は分かりやすいですからね。でも今は、すごくいい雰囲気。ちゃんと地に足ついて活動してる感じで、メンバーとして中にいてもそう思いますし、客観視してみても、どしっとしていて安定感があるんです、いつも。……最近、ここにいるメンバーで喋ることが多いんですけど、すごくマインドがいいんです。自然と熱い話になったりもするし、喋っていて気持ちがいい。

ーーそういうマインドがいい状態でいられる理由はありますか?

長谷川慎:やっぱり日頃から考えてるからじゃないですかね。目的、目標、自分の中で自分がこうなりたいみたいなイメージがあるからこそ活動しながらそれに向かっていて、ちゃんとギラギラしてる感じがある。だから波長が合う感じがします。

ーーギラギラしてる……リーダーの陣さんもそのギラギラを感じていますか?

陣:してるんじゃないかなって思いますけど……うーん、それとはまたちょっと違うのかな? 活動して10年を超えてくると、落ち着くというか冷静になっていくのかもしれないけど、THE RAMPAGEはそうじゃないんですよ。ここからだ!みたいな。この本にもHIROさんがメッセージを寄せてくれてるんですけど、僕らはまだ“夢なかば”なんです。

一人ひとりが16人組であることにどう向き合っていくか、その熱さが大事かなって思っています。一人ひとりが武器にならないとあかんし、10人でよくないか?って思われたらグループとして終わりだって思うんで。僕はその危機感が結構ある。ボーカルばかりに助けられてばっかじゃあかんし、パフォーマー13人もそれぞれ自分がどこで輝くかっていうのをもっともっと模索しないといけない。そういうことが熱さにつながると思います。

ーーリーダーとして、このスタンスで熱く続けていければ、次の10年だったりの手応えというか確信のようなものはありますか?

陣:いけるんじゃないですか? そのポテンシャルは十分あると思います。もはやLDHという名前に助けてもらったばっかりじゃもうダメだと思ってるんで。THE RAMPAGEが、後輩たちが目指す、後輩たちの目標になるような、グループでありたい。そのためにも、一個人としてね、気合を入れていきたいと思います。

ーーツアーも続きますし、今後は台湾でのライブ、夏フェスへの出演もあります。

みんな:とことん盛り上げます!

 

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)