フェザー級トーナメント開幕。笠原弘希「SBを背負って出るからには優勝を目指す」、伊藤澄哉は「“これは負けないな”と思った」【RISE】

1回戦で対戦する伊藤澄哉(左)とペトル・モラリ
4月の後楽園大会で石田迅に1RでKO勝ちを収め、トーナメント参戦をアピールし、出場権を勝ち取った伊藤澄哉(日本/戦ジム/ライト級2位)は64.90kg、対戦するペトル・モラリ(モルドバ/Kickboxing fearless/ウェルター級2位)は64.90kgでともに規定体重をクリアした。
モラリはWKU世界-65kg王者。2021年6月にはヤン・カッファに後ろ回し蹴りでKO勝ち、2023年12月の初来日では当時、RISEウェルター級王者だった中野椋太に判定勝ちを収めるも、2024年6月にはスーパーライト級で白鳥大珠に、9月には實方拓海にともに判定で敗れている。
計量後の会見で伊藤は「相手の印象は変則的でバックスピンとかバックハンドブローとかがよく出てくる印象があるんですけど、それに加えてパワーもあるような印象。このトーナメントの中で自分が勝ち上がっていくって誰も想像していないと思うので、皆さんに期待を持ってもらえるような試合をまず1回戦目で見せたいなと思います」と1回戦突破を誓う。
モラリは「まず、この大会に出場できることをうれしく思います。そしてすごくいい感じで練習もできて、体も仕上がっています。相手に対しては尊敬していますし、明日いい試合にしようと思います。よろしくお願いします」と語った。