中村寛が笠原友希との激闘を制しトーナメント決勝進出。「生ぬるい試合をしていた中国人をぼこぼこにする」とエン・ペンジェーに宣戦布告【RISE】

トリッキーな動きからの左ミドルを放つペンジェー(撮影・蔦野裕)

 ペンジェーは常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA)と対戦し、3Rにダウンを奪い判定勝ちを収めた。2人は今年1月の後楽園大会で対戦し、常陸が判定勝ちを収めており、ペンジェーにとってはリベンジマッチだった。

 1R、オーソドックスの常陸とサウスポーのペンジェー。圧をかける常陸にペンジェーは細かいパンチとフットワークを見せながら回る。ともにロー。ペンジェーはスイッチを繰り返しながら機をうかがう。ペンジェーは右ジャブ、ミドル。常陸は左ボディーを飛ばす。互いに距離が遠い。常陸は後に重心を置きながら機をうかがい、左ジャブ、右ミドル。

 2R、常陸が圧をかけるとペンジェーは足を使って距離を取る。ペンジェーは右ジャブ、前蹴りを飛ばす。常陸は右インロー。距離を詰めて右ボディーストレート。前手で距離を探りながら右ミドルの常陸。ペンジェーの前蹴りを交わし前に出る常陸。常陸は右ミドル。パンチで前に出るがペンジェーはクリンチ。ペンジェーはコーナーに下がるも左ミドルで脱出。圧をかける常陸にペンジェーは右のジャブでけん制。前に出る常陸にペンジェーは左ミドル、左ヒザ。詰める常陸にペンジェーは左ミドル。