来年7月に引退の4代目タイガーマスク「今の僕を佐山先生のリングで見せられたのは良かった」【SSPW】

タイガーのヒールホールドにTAKAは悲鳴(撮影・上岸卓史)

 スーパーとブラックの展開になると、スーパーがキャプチュード。タイガーが入り左ハイ、スーパーの飛び蹴りの連携を見せる。そしてタイガー組はフロントネックチャンスリーからチキンウイングフェースロックの競演。

 逃れたブラックはスーパーにバックを取られるがレフェリーのブラインドを突いた急所蹴りからダイビングエルボー。ここはタイガーがカット。

 タイガーは場外のTAKAプランチャー。リング上はスーパーとブラック。スーパーがバックスピンキック、エルボー、右ハイキックからフォールもカウントは2。ならばとスーパーはブラックをブレーンバスターの体勢に抱え上げてからのヒザ蹴り「牙斬」で3カウントを奪った。

 試合後のバックステージでスーパーは「初めて組んで、また先輩の背中をもう1回見直して、自分の足りない部分、雰囲気というか色気というものは出せるものではないと、今日ものすごく感じました。もう1回お願いします。うちだけじゃなくても、地方でもどこでも」と再度のタッグ結成を熱望した。