番狂わせに虎視眈々の赤田功輝に秋元強真が「残念ながら全然モチベーションは落ちてない」【超RIZIN.4】

番狂わせに虎視眈々の赤田功輝

「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(7月27日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが7月25日、都内で開催された。

 大会5日前の22日に電撃出場が決まった赤田功輝(KTT)が「一番アップセットが起きやすいのはこの試合」などと番狂わせを目論んだ。

 赤田は秋元強真(JAPAN TOP TEAM)と対戦する。秋元は当初はカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン/ATT)と対戦の予定だったのだが、ダウトベックが練習中に首の椎間板ヘルニアのケガを負い、6週間の安静という診断が出てしまい大会を欠場することが21日に発表された。

 赤田は7月13日に大阪で開催された「BreakingDown 16」に出場し、西谷大成に2RでKO勝ちを収め、今回は2週間のショートスパンでの連戦となる。

 昨年大晦日の「雷神番外地」で五明宏人に、今年3月のRIZIN香川大会で魚井フルスイングにともにスプリットの判定負けで、MMAでのプロ戦績は2戦2敗。今回はMMA初勝利を狙う。

 秋元は昨年5月に朝倉未来推薦選手として「格闘代理戦争 THE MAX」に出場するとアラン“ヒロ”ヤマニハにTKO勝ちのアップセットを起こす。9月にはプロ5戦5勝でRIZIN初参戦を果たすと、常連ファイターの金太郎にTKO勝ち、次戦ではフェザー級契約で鈴木博昭に3-0の判定勝利で2連勝。大晦日には「バンタム級王座次期挑戦者決定戦」で元谷友貴と対戦も判定負けを喫し、王座挑戦はならず。しかし今年5月の「RIZIN男祭り」で高木凌を破り、再起を果たしている。

 赤田は「急きょ決まって準備不足ということはない。自分次第だと思う。自分がひよったら負けると思うし、ちゃんと気持ちやメンタルを作れてリングに上がれれば俺は勝てると思っているので。2日後に一番アップセットが起きやすいのはこの試合なんじゃないかなと思います。期待していてください」と自信を見せた。

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