復帰戦の南原健太が1Rにダウンを奪われるも逆転の延長判定勝ち。「このままでは絶対に世界を獲れない」と反省の弁【RISE190】

ソンジクの左フック(撮影・田辺虎太朗)

 昨年6月のジェシー・アスティル戦でKO勝ちを収めたものの、その試合で負ったケガのため休養に入り、今回は約1年1カ月ぶりの試合。今年の5月31日付で極真会館を退会し、TARGET SHIBUYAに所属を変え、心機一転しての試合だった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。ロー、ミドルの蹴り合い。南原がワンツーで前に。ソンジクが左フックを合わせる。南原はワンツーからヒザ。ソンジクは左ロー、南原は右ロー。互いに左ジャブから南原がバックスピンキックで吹っ飛ばす。ソンジクは距離を詰めてパンチ。南原が圧をかけ返す。ソンジクも小刻みなパンチを返す。前に出て右フックを空振りの南原にソンジクが右フックでぐらつかせるとパンチを連打。大きくバランスを崩しコーナーまでよろけた南原を追ったソンジクがパンチの連打。最後は右フックでダウンを奪う。立ち上がった南原に襲い掛かるソンジク。ソンジクの右フックが顔面にヒットも南原はガードを固めしのぐ。