15年目突入のキスマイ、横アリ1万5000人とデビュー日祝う! 玉森裕太「僕たち6人は進み続ける」

冒頭は、「Curtain call」を筆頭に「FREEZE」「Tonight」などアグレッシブかつ挑発的とも思える楽曲で男性ダンサーを加えて軍団感のある迫力のパフォーマンスで畳みかけた。
「横アリ、盛り上がってますか?」「今日はデビュー日だよ!そんなんじゃ納得しないぞ。騒げるか?声出せるか?」「横アリ、そんなもんか? 騒ぎに来たんだろ?」……メンバーそれぞれ思い思いの言葉で呼びかけると、ペンライトを力強く振り、より大きな声を出して、敏感に反応。
メンバーは、ゴンドラ、階段、花道、リフター、メインステージ上から花道の先端まで動くムービングステージでのパフォーマンス、トロッコといったさまざまな演出を惜しみなく組み込んで、横浜アリーナいっぱいの観客の心を一気につかみ、最後まで離さなかった
アルバムタイトル『MAGFACT』は、「MAGNET(マグネット)」と「FACT(ファクト)」からなる造語。アルバムは「くっついて生まれた音楽」をテーマに、いろいろな相手と組んで生まれた楽曲を収録している。MAN WITH A MISSIONのKamikaze Boy提供の「Glory days」からのブロックでは、アルバム収録曲を並べた。
サンドウィッチマンもこのパートで登場。それまでの会場の空気を一転させるかのように、宴会でも始めるかのようなシチュエーションでコラボ曲「お疲れ様です! feat.サンドウィッチマン」が始まると、サンドウィッチマンは楽曲の後半からパフォーマンスに加わった。
パフォーマンスを終えて、メンバーから登場の仕方が完璧だったとほめられたが、リハーサルでうまくいかず、「にかちゃん(二階堂高嗣。キスマイのライブ演出を担当している)が楽屋まで来て、リハの映像を見せられて、説教された」と笑い、そこから何度も映像を見て間に合わせたという。「(来てくれた人は)貴重な時間をくれてるんですよ、お金も払ってる」と諭されもしたそうで、その埋め合わせか、ショートコントまで披露。最終的にはなかなかステージを去ろうとしない伊達を富澤がひっぱってステージを後にした。