THE RAMPAGE、初めてのサマソニで“ギャップ沼”ライブ 暴れまわる16人が謙虚に幕張揺さぶる

courtesy of SUMMER SONIC 2025

 アグレッシブな楽曲といかついパフォーマンスでの直後、川村の「ありがとうございますー!」で雰囲気は一転。吉野、RIKUの「ありがとうございまーす!」が重なり、パフォーマーたちも体を折り曲げるように深々と頭を下げる。“謙虚にぶちかます”THE RAMPAGEの“謙虚に”の部分が露出した。

 歓声を受けながら、川村は「最高ですね!僕たちのことを全然知らない方もいっぱいいるでしょう!……この温かさに救われています。日頃から応援してくださってる方も、ありがとうございます」

 パフォーマーでリーダーの陣は、改めてTHE RAMPAGEとして「SUMMER SONIC」に出演するのは初めてで、自分たちのツアーを支えてくれているバンドメンバーを連れてきたと紹介。「メンバー16人と言いつつ、こういうバンドメンバーの皆さんと力を合わせて、LDHが生み出す音楽やエンタテイメントの力を信じて一人でも多くの人に届けたいと思います」とスピーチ。

 オーディエンスの温かい反応に「ウェルカムすぎて……好きにさせる気持ちで来たけど、みんなのこと好きになっちゃう……ありがとうございます」と笑顔を見せると、吉野は「ちょっと(オーディエンスの)キュンキュンを狙わないでくださいよ!」。そんな2人の様子に他のメンバーもニヤニヤ。「今イケメンキャラになりましたよ!」と吉野に言われ、自ら確認する陣だったが「……何この反応?」とリアクションするしかない状況。オーディエンスを含めた、メンバー間のやり取りは、単独ツアーのステージと変わらないリラックスした雰囲気で、初登場の「SUMMER SONIC」のステージをTHE RAMPAGEカラーに染めてしまった。