“超日本のエース”永田裕志がバラモンユージとして大暴れ。10・14新宿では青木真也と仰天の一騎打ちが決定【超日本プロレス】

青木と永田ががっちり握手

 髙木は「超日本プロレスは自分が見てみたいものとか、自分がかつて経験したことをまたやってるみたいな。今はもうコンプライアンスとかうるさいじゃないですか。そういう枠を外して楽しいことをやりたいなって。でもやっぱり根本にあるのは戦いだと思ってるので。バラモンユージも面白かったし、永田さんの幅の広さもすごいなと思った。でも青木選手を迎えて、どんな試合をするのかなっていうのは楽しみ。今自分が55で、永田さんが57。やっぱり同世代の人たちはメッセージ性、伝えることがあると思うんです。だからこの2人のシングルが見たい」とコメント。そして「超日本プロレスに永田さんは合ってると思う。永田さんありきです。永田さんがいなかったら成立していない。永田さんがいない超日本プロレスなんてない。だから、エースです。もっといろんなことをやってもらいたいと思ってるので、ご期待ください」と永田がエースであることを明言した。

 また、セミファイナルではDDT旗揚げメンバーのMIKAMIがTAKAみちのくと一騎打ち。MIKAMIはDDTに所属する前、ユニバーサル・プロレス、みちのくプロレスの練習生だったため、TAKAとは旧知の間柄。DDT退団後もTAKAとは節目節目で縁があった。試合はガッチリしたレスリングの攻防から、MIKAMIがラダー上からヴォルカニックボムも自爆。MIKAMIは再三、必殺のスク~ルボ~イで丸め込むもフォールは奪えず。最後はTAKAがスーパーKからみちのくドライバーⅡでトドメを刺した。

 MIKAMIは「年は同じだけど、大先輩なので。30年くらいいろいろやってきました。プエルトリコでも戦いました。俺は0勝? 勝ち負けじゃないだろう。超日本プロレスを立ち上げて、コンセプトがハッキリしてないかもしれない。宝箱というか、面白い試合もあれば、かたずを飲んで見守るような試合もあっていいと思う。超日本でいろいろやっていきたいと思います」、TAKAは「MIKAMI、DDTがすごい小さかった頃からの因縁だな。お互い50過ぎてジジイかもしれない。次は60過ぎたらまたやろう。MAOとかKANONとかとのタイミングで毎年上げてもらってるけど、次はどういう形でこの舞台に上がらせてもらうか楽しみにしてるよ」と語った。

髙木三四郎30周年プロジェクト「超日本プロレス旗揚げ戦」(8月19日、東京・上野恩賜公園野外ステージ)
◆オープニングマッチ スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○ヤス・ウラノ(9分34秒、首固め)佐々木幹矢● with 翔太

◆第二試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○アエロボーイ(7分47秒、エビ固め)塚本竜馬●
※アエロボム

◆第三試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
美月凛音&●リアラ(10分17秒、片エビ固め)翔太&紫雷美央○
※紫閃光

◆第四試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
▲黒潮TOKYOジャパン(7分1秒、両者KO)ポイズン澤田JULIE▲

◆第五試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○土井成樹(10分17秒、エビ固め)Mac松下●
※バカタレ・スライディングキック

◆セミファイナル スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○TAKAみちのく(13分42秒、片エビ固め)MIKAMI●
※みちのくドライバーⅡ

◆メインイベント スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
●バラモンユージ&バラモンシュウ&バラモンケイ(2分19秒、リングアウト勝ち)佐藤光留○&阿部史典&一般人・澤宗紀

◆再試合 完全決着エニウェアフォール6人タッグマッチ 30分一本勝負
○バラモンユージ&バラモンシュウ&バラモンケイ(18分23秒、腕固め)佐藤光留&阿部史典&一般人・澤宗紀●
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