大久保琉唯の弟・世璃がフライ級王座決定トーナメントで準決勝進出。対戦相手の安尾瑠輝に「全然僕には勝てない」と豪語【Krush】

大久保の右ストレートがヒット(撮影・上岸卓史)

 1回戦第2試合では吉川仁清(WIZARDキックボクシングジム)と大久保世璃(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)が対戦した。

 吉川は王座を返上した前王者・大夢の同門。プロ戦績は6戦5勝(4KO)1敗でK-1グループには今年1月から参戦。初戦で菊地海斗にKO勝ちを収めたものの、5月には安尾に判定負けを喫している。

 大久保はK-1甲子園、K-1アマチュアで優勝を重ね、今年2月にプロデビューし、ここまで2戦2勝。フライ級の初代王者・大久保琉唯の実弟でもある。

 1R、ともにオーソドックスの構え。大久保は左ハイを立て続け。吉川はワンツー。大久保は前蹴り。吉川は右カーフ、ワンツー。大久保は右ロー、左ミドル。大久保は左ジャブから左ボディー。吉川がワンツー、右カーフ。大久保は左ボディー。大久保は左ジャブを立て続け。大久保はローとワンツーのコンビネーション。吉川は左ジャブ、左フック。大久保は回転の速いパンチで前に。