上遠野寧吾が東虎之介との激闘制しフライ級王座決定トーナメント準決勝進出。対戦相手の海凪は昨年8月のリベンジ誓う【Krush】

上遠野の蹴りに東の顔がゆがむ(撮影・上岸卓史)

 3R、ともにガードを固めて距離を詰める。東の右ジャブに上遠野が左ストレート。圧をかける東が左ストレート。上遠野が押し返し飛びヒザも東はガード。距離が詰まり組み合う展開が増え、上遠野に注意が出るう。圧をかけた上遠野がパンチも足を使って逃れた東がパンチを返す。圧をかけた東が左ローからパンチ。上遠野のワンツーに東は右ボディー。上遠野が前蹴り、ワンツーも東は距離を詰めてパンチ。上遠野が圧をかけてロープを背負わせ左ストレート。東もパンチを返す。

 判定は29-30、30-29、30-30のドローで延長に。

 延長R、ガードを固めいきなり打ち合う両者。東が右ジャブを突きながら下がらせ左ストレートも上遠野が組み止める。上遠野が左右のフック。食らいながらも東は距離を詰める。組み合う場面が増え、両者に注意。上遠野が東にロープを背負わせパンチを連打も、東は体勢を入れ替えてパンチの連打を返す。圧をかける東。足を使って回ってパンチを返す上遠野。ゴングが鳴ると互いに手を挙げ、勝利をアピール。

 判定は10-9、10-9、10-9で上遠野が勝利を収めた。