渡辺未詩が決勝で遠藤有栖を破り「東京プリンセスカップ」初制覇。9・20大田区でプリプリ王者・瑞希に挑戦へ【TJPW】

渡辺の挑戦を受けることが決まった瑞希は「なんとなく未詩がまたプリンセスの称号を取りに来るのは感じてたというか。でも今日優勝してる姿を見て、実力だけじゃなくて心も強いんだなっていうのをすごく感じました。でも、やっぱりバケモノ…。プリンセスなことは認めますよ。バケモノのようなプリンセスだなって改めて思いました。未詩からベルト獲って、私はプリンセスなんだって言ってて。でも今はもう私がプリンセスだから、このベルトがここにあると思えるくらい。これから先、東京女子のみんなと応援してくださっている皆さんとやりたいこと、叶えていきたいことを、もちろん未詩と叶えていきたいことが明確に自分のなかであって。だから、負けたくないです。だから、この夏の大バケモノ・プリンセスと、このベルトをかけて戦います」と語った。イッテンヨン(1月4日)、後楽園とは王者と挑戦者の立場が逆になっての再戦となるが「あのときの苦しさとか、すごい体に染みついてるというか記憶にも残ってるから。絶対に苦しくなるんだろうなっていうのは感じるけど、あのときよりも未詩はもちろん私も強くなってると思うから。プリンセス・オブ・プリンセスらしい試合をしたいなと思います」と話した。
また、同団体では新たにリーダー制度を新設し、山下実優が初代リーダーに就任したことを発表。山下は「これからも1選手として戦っていきたいと思います。今までもこれからも東京女子の一人ひとりが輝いて、ここまで大きくなったと思います。さらに世間の皆さんに知っていただけるよう、みんなでいろんなことをやっていきたいと思います。そのためにリーダーとして必要なことをやっていきたい。私の人生を東京女子にかける覚悟はできてます」と決意表明。
なお、9・20大田区に元WWEスーパースターのプリシラ・ケリー(旧名=ジジ・ドリン)が出場することが決まった。2018年には当時プリプリ王者の山下と激闘を繰り広げた実力者で7年ぶりの参戦となる。
◆アイアンマンヘビーメタル級選手権試合~腕相撲対決
〈王者〉●鈴江珠莉(11時43分、棒崩し)ラム会長○〈挑戦者〉
※鈴江が防衛に失敗、ラム会長が第1763代王者となる。
◆第1試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤル 時間無制限勝負
○鈴江珠莉〈8〉(13分37秒、オーバー・ザ・トップロープ)山下実優●〈7〉/らく●〈5〉
※ジュリパワーから。〈 〉内は入場順。
【試合経過】
①○らく/○ラム会長〈1〉(4分22秒、片エビ固め)七瀬千花●〈2〉
※ケーキ入刀
②〈王者〉●ラム会長(5分41秒、逆さ押さえ込み)桐生真弥○〈挑戦者=6〉
※ラム会長が防衛に失敗、真弥が第1764代王者となる。
③○山下実優(7分14秒、オーバー・ザ・トップロープ)キラ・サマー●〈3〉
④○鈴江珠莉(10分10秒、エビ固め)鈴木志乃〈4〉
※山下のPK
⑤〈王者〉●桐生真弥(12分10秒、片エビ固め)鈴江珠莉○〈挑戦者=8〉
※ジュリパワー→山下のPK。真弥が防衛に失敗、鈴江が第1765代王者に返り咲く。
◆第2試合 15分1本勝負
○まなせゆうな(8分37秒、体固め)凍雅●
※ショートレンジ・ラリアット
◆第3試合 20分1本勝負
辰巳リカ&鈴芽&●小夏れん(9分51秒、片エビ固め)愛野ユキ○&風城ハル&高見汐珠
※ヴィーナスDDT
◆第4試合 15分1本勝負
○瑞希(9分20秒、片エビ固め)原宿ぽむ●
※ダイビング・フットスタンプ
◆第5試合 スペシャルシングルマッチ
●伊藤麻希(15分11秒、片エビ固め)荒井優希○
※Finally
◆セミファイナル 20分1本勝負
中島翔子&●ハイパーミサヲ&HIMAWARI&鳥喰かや(11分46秒、ジャックナイフ式エビ固め)アジャコング&上福ゆき&上原わかな○&芦田美歩
◆メインイベント 第12回東京プリンセスカップ決勝戦 時間無制限1本勝負
○渡辺未詩(20分20秒、体固め)遠藤有栖●
※ティアドロップ。未詩が初優勝。