橋本友彦さんの魂は永遠に。団体枠超えた42選手が追悼大会で鎮魂ファイトを展開

試合後、佐々木(奥、中央)のエールに長谷川が感謝のマイク(撮影・伊藤ミチタカ)

 試合後、橋本さんとはDDT時代の戦友だった貴は「友彦は俺たちプロレスラーにとって、最強のライバルだし、最高のパートナーでもあったし、めちゃくちゃ楽しい友達でした。友彦を失った喪失感はとてつもなく大きなものではありますが、今日も新木場1stRINGのどこかで絶対見ててくれたと思います。ハッシー、俺たちのプロレスどうだった? 面白かっただろ? 最高だっただろう! いつか俺たちもそっちに行くから、一緒に最高のプロレスをやろうぜ!」と絶叫。そして「長谷川、俺とGENの追悼大会に出たいという思いを汲んでくれて、メインでカードを組んでくれてありがとうございました。A-TEAMがこれからどう団体を動かしていくか、正直、俺にはまだ分からない。長谷川さん自身もハッキリ道が決まってなくて、悩んでる部分もあると思う。若い選手もいっぱいいるしな。そういうときはいつでも連絡してきて、なんでも相談してくれよ。いつだって、こうやって駆けつけるし、おまえらのためだったら何でもするぜ。それが俺たちと友彦の仲をまたしっかりつないでくれた、A-TEAMみんなへの俺たちからの恩返しだ」とエール。

 長谷川は「絶対倒したい、憎きFREEDOMSでしたけど、そんなこと言われたら連絡しちゃうじゃないですか。そんないいマイクされたら。僕らは誰一人引退しないし、僕はA-TEAMを一人でも守っていこうと思ってます。そのときはあなたの力を借りると思うけど、あなたたちのクビ、狙ってることだけは忘れないでください。今日は完敗だったけど、友彦、見てくれたか! あいつもいつまでも僕らがくよくよしてたら、あの世にいけないと思うんで。僕も今日からどんどん前を向いて、しかし友彦のことを忘れずに突き進んでいこうと思います」とマイク。