日本人クルーザー級ファイター2人がKO負け。Krush王者の谷川聖哉は「1Rのダウンから覚えていない。またゼロからやり直す」【K-1】

ゼイディのバックブローで谷川がダウン(撮影・三田春樹)
「K-1 WORLD MAX 2025」(9月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の第4試合でKrushクルーザー級王者の谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が王座戴冠後の初戦に臨み、レダ・ゼイディ(モロッコ/ARJ Trainingen)と対戦した。試合は谷川が1Rと3Rにダウンを奪われ、KO負けを喫した。
谷川は今年5月に行われた「Krush.176」で行われた王座決定戦で山口翔大(GENESIS/TEAM3K)を延長の末、判定で破り王座を獲得。
ゼイディは今回がK-1グループ初参戦のオランダのキックボクシング団体「Enfusion」を主戦場にしているファイター。
1R、ともにオーソドックスの構え。ゼイディの左ジャブに谷川は右カーフ。ゼイディが左右のフックを連打。谷川は右カーフ、左ミドル。ゼイディも右カーフを返す。谷川はパンチから右カーフ。谷川は右カーフ、右ハイ。ゼイディは飛びヒザ。谷川はガード。谷川はワンツー、右カーフ。しかし劣勢だったゼイディが右バックハンドブローからの右ストレートでダウンを奪う。