WBCムエタイの日本王座決定戦で繁那と壱・センチャイジムが対戦。28歳になった壱が「大人のムエタイを見せる」【KNOCK OUT】

KNOCK OUTの山口元気代表(左)とWBCムエタイジャパンの山根千抄氏

 山根氏は「先月の初めにリリースを出させていただき、いろいろな方のご協力を得ながら、今、改革を進めています。素晴らしいランキング委員の方々にお手伝いいただいて、日本人のトップの選手たちのランキングを作っていまして、今後は、この日本人選手たちをどんどん海外、世界に挑戦させて、世界チャンピオンをどんどん作っていくというのが私の使命だと思っています。現に先月、アウェーで撫子選手が素晴らしい勝ち方で世界王座を獲りました。実際に今、世界でWBCムエタイというのが一番活動しています。認定団体なのでプロモーションさんがあってこそなんですが、去年は48カ国で174試合が行われています。これは世界の中でも類を見ない認定組織と自負しています。日本でもぜひどんどん活性化して、世界に出てくれる選手を出していただきたいなと思います」などと語った。そして新しくできたばかりのベルトを披露した。

 このベルトをかけて、NJKFスーパーバンタム級王者の繁那(R.S-GYM)と前KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者の壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)が対戦することが発表された。8月31日に発表されたランキングで繁那は2位、壱は4位にランキングされている。また6月のKNOCK OUT代々木大会で壱を破り王座を獲得した森岡悠樹は1位にランクされている。