野杁正明へのリベンジ目指し安保瑠輝也が電撃参戦。対戦相手のグレゴリアンには「ウェイトカット、OK?」【ONE 173】

対戦が発表されたグレゴリアン(左)と安保(右)
この自身を軽視したともとれる発言にグレゴリアンが「私の中にあった怒りというものを向ける矛先が出ているような気がします。この戦いに私は全力を注ぎますし、安保選手の身も心も打ち砕くような、彼が絶対に忘れられなくなるような試合をしたいと思っています」と語ると安保は「怒りの矛先を向けるのは結構だけど、まずそもそも体重を落とせよ。ウェイトカット、OK? そしてファイトスタイルに関していうと、彼のファイトスタイルはワンバターンで一辺倒だから、今の俺のテクニックの前では何もできずに完封勝ちできるので期待していてください」と勝利を約束した。
安保は会見後の囲み取材で「野杁正明へのリベンジしか考えていない。その前に立ちはだかる選手は一人一人で 倒していくだけ」と改めて野杁へのリベンジを口にした。
グレゴリアンは「安保選手の試合は昔、K-1での試合のハイライトを見たことがある。非常に技術的にも優れた選手だなと思っていた。その後しばらく見なくて、ボクシングに転向したというような感じだったと思う。パッキャオ選手と試合をしているのを見たときに随分とボクシングの技術も上がってきているなと思った。非常に爆発的な強さを持っているし、背も高いしリーチもあると思いました。ですが、今回はキックボクシング。やはり1年やっていないとなかなかキックボクシングというのは勘を取り戻すのが難しいと思う」と淡々と安保を分析した。