KO-D無差別級王者・平田一喜が「いつでもどこでも挑戦権」行使の彰人に薄氷の勝利で初V【DDT】

彰人が「いつどこ」を行使
試合は彰人がアンクルホールドなどで、次々に得点を重ねていく。彰人はエプロンで平田の手を養生テープでロープに縛り付け、口も養生テープで塞ぐ。そこで彰人が「いつどこ」を行使。平田は動くことができず、口も塞がれていたため、これを回避することができず、急きょ試合中にKO-D無差別級選手権試合が行われることになった。
渋々、防衛戦を行うことを受け入れた平田だが、徹底的に彰人から足攻めを食らう。アンクルホールドでタップ寸前まで追い込まれたが、どうにか耐えてエスケープ。その後も足攻めを続けていった彰人だが、足4の字固めを狙ったところを平田が奇跡を呼ぶ一発逆転首固めで丸め込んで3カウントを奪取。この時点でトータル10分を経過していたため、マラソン式デスマッチも終了となった。
無差別級王座の初防衛には成功した平田だったが、札幌マラソン式デスマッチの得点としては、最後の首固めでの3カウントで獲得した得点1だけで、彰人の14点には遠く及ばず。ベルトは防衛したが、2日間に及んだマラソン式デスマッチには敗れるという、なんとも不思議な結果となった。