KO-D無差別級王者・平田一喜が「いつでもどこでも挑戦権」行使の彰人に薄氷の勝利で初V【DDT】

若手通信世代の平田と彰人

 王座奪取ならなかった彰人は「獲りたかったけど…。悔しいというより、残ってる若手通信世代の僕と平田君でこうやって無差別のタイトルマッチができたっていう、うれしさのほうが勝っちゃってる。それで負けたのかもしれない。試合中に感慨深くなったところがあって。そのベルト持っててください。次はいつどこじゃなく、正式にタイトルマッチやりましょう」と話した。

 なんとかかんとか王者のまま、帰京できることになった平田だが、今後も「いつどこ」を持つ上野と納谷幸男(赤)が行使のタイミングを図っているのは間違いない。平田は王者として、無事後楽園にたどり着くことができるのか?

DDTプロレス「けやきMelty Love 2025」(9月15日、北海道・札幌サンプラザ)
◆オープニングマッチ 30分一本勝負
岡谷英樹&○イルシオン&MJポー(10分36秒、片エビ固め)男色ディーノ&龍寿&須見和馬●
※スワントーンボム

◆第二試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
○To-y&斗猛矢&吉田考志(12分30秒、片エビ固め)納谷幸男&松永智充&葛西陽向●
※不思議の国の小嶋~コジマワンダーランド~

◆第三試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
飯野雄貴&上野勇希&●石田有輝(11分24秒、片エビ固め)秋山準&クリス・ブルックス&正田壮史○
※正田のチカラKOBUムキムキ

◆第四試合 札幌名物試練のシングル二番勝負again・第二戦~札幌マラソン式デスマッチ 10分勝負
平田一喜(試合継続中)彰人
※制限時間10分のうちに通常の3カウントフォール、ギブアップを奪った選手に都度+1点が加算。相手を場外リングアウト(20カウント)に追い込んだ場合も+1点が加算。反則行為を行った場合は-2点の減点となる。札幌2大会で行われるの2試合の合計点で上回った選手が勝者となる特別ルール。なお、これだけでは平田選手が不利という彰人選手の判断により、メガネを装着し『TOKYO GO!』を流すことが出来れば+1点、ダンスを踊りきることができればさらに+5点が加算される。
【試合経過】
①●平田(0分20秒、アンクルホールド)彰人○
※彰人が1点獲得
②●平田(1分47秒、変形エビ固め)彰人○
※彰人が1点獲得
③●平田(4分2秒、メガネ装着)彰人○
※彰人が1点獲得
④●平田(4分3秒、メガネ装着)彰人○
※彰人が1点獲得
⑤●平田(4分5秒、メガネ装着)彰人○
※彰人が1点獲得
⑥●平田(4分7秒、メガネ装着)彰人○
※彰人が1点獲得
⑦●平田(4分9秒、メガネ装着)彰人○
※彰人が1点獲得

◆緊急決定試合 いつでもどこでも挑戦権使用~KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉○平田一喜(5分51秒、奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)彰人●〈挑戦者〉
※第87代王者が初防衛に成功。札幌マラソン式デスマッチとして平田が1点獲得し、平田=1点、彰人=14点で試合終了。札幌マラソン式デスマッチは彰人が勝利。

◆セミファイナル スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○樋口和貞(12分10秒、片エビ固め)佐藤大地●
※ラリアット

◆メインイベント スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
○MAO&KANON(19分54秒、変形ジャスト・フェースロック)HARASHIMA&高鹿佑也●
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