リアル下見になっちゃった!? THE RAMPAGE 浦川翔平、TOYOTA ARENA TOKYOを見てきた 〈BUZZらないとイヤー! 第107回〉

お台場の雰囲気と暑さをしっかりと体感すると、新アリーナの内部へ。目の端で総仕上げの工事が進行中なのを確認しながら、真新しい建物のにおいがするコンコースを歩きます。メディア取材に向かうアルバルク東京の選手たちともすれ違いました。そして、いよいよ客席へ。するとパッと視界が広がりました。
「見晴らしがいいですね!」と翔平さん。沖縄アリーナやLaLa arena TOKYO-BAY、長崎のHAPPINESS ARENAといったバスケットボールチームのホームアリーナ、THE RAMPAGEにはおなじみの有明アリーナを含め、各地のアリーナ会場を何度も訪れているだけに、すぐに特徴を感じ取ったようです。「客席の高低差があまりない、すごく緩やかだ」

バスケットコートを座席がぐるっと囲むオーバル型。コートの上には大きなハングビジョンが下がり、どの席からも高精細な画像を見られるようになっています。スタンド上層と下層にぐるっと巡らされている2本のリボンビジョンは、実寸の自動車も映し出せるサイズだそうで国内最大の大きさになるそうです。
1万席ある座席はすべてレザークッション付き! 翔平さんは座席を引き出して腰を下ろすと「……ふかふかだ」とかみしめます。「ライブの時もこれなんだ!めっちゃいいじゃん。気持ちよくて寝ちゃいそう……今ここで寝てしまいそう」
TOYOTA ARENA TOKYOでは、いろいろな観戦・鑑賞体験が用意されています。

JAPAN AIRLINES テラススイートは、試合観戦とホスピタリティを同時に楽しめる、新しいスポーツ観戦スタイルを提供するオープンテラスのようなハイクラスの座席です。テラスのみの12人用とテラスと個室からなる15人用合わせて全6室が用意されており、全室ビュッフェ形式で飲み食べ放題つき。選手からの動画の放映、スペシャルなお土産もついてきます。テラスからコートまでの距離は18メートルと迫力の観戦体験をしつつ、スペシャルな空間で寛ぎながら試合を見られます。なんとなく人気ダンスイベントの「URTRA」のVIP席を思わせます。一試合につき12人用が80万円、15人用が100万円と料金もそれなりです。

「ALVARK(アルバルク)」は、ホームチームのアルバルク東京とバスケットボールの世界観で統一した空間。扉を開けるとバスケットボールを模したライトでコーディネートされたスポットは映えスポットです。アーティストの田村大がアルバルク東京を描いた作品も飾られており、スイートに入った瞬間に応援のスイッチがバチッと入りそうで、「これは盛り上がっちゃうな!」と翔平さん。
「15人か……メンバーできて、お酒が飲めないたっくん(後藤拓磨)はテラス席のすぐ前の席でソフトドリンクだな(笑)」
テラススイートは6室すべて別のテーマを掲げた空間です。
「NEO(ネオ)」は、渋谷や原宿のPOPカルチャーを意識した空間。近未来的な空間で、ネオンサインのような装飾、テラスには光るバーカウンターもあります。光の色も調整可能だそうで、案内をしていただいたスタッフさんに「好きな色とか、決まった色があれば変えられますよ」といわれると、翔平さんは「黒はできますか?」。THE RAMPAGEっていうと黒ですけど、それは……
他にも、東京の夜をイメージした「NIGHT(ナイト)」、サボテンなどグリーンが配された「BOTANICAL(ボタニカル)」、外国からのお客様のおもてなしに便利そうな「OEDO(オエド)」……コンセプトやこだわりに翔平さんも新鮮さを感じたようです。
このほかにもスイート、立食パーティーのようなスタイルで観戦できるCHAMPAGNE COLLET パーティーラウンジ、ファミリールームなどさまざまです。