“魔王”古村匡平とエースの久井大夢が対戦。勝者は内容次第で12月のビッグマッチでゴンナパーに挑戦へ【KNOCK OUT】

前KNOCK OUT-REDライト級王者の重森陽太(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)は小林司(Sports 24)を相手に再起戦に臨む。
重森は2021年7月にスアレック・ルークカムイを破り、王座を獲得。王者として数々の外敵を撃破してきたが、昨年12月の横浜武道館でのビッグマッチでは初挑戦のUNLIMTEDルールで倉本一真にTKO負け。4月にカンボジアのクンクメールに参戦も判定負け。そして6月のビッグマッチでは初防衛戦でゴンナパーを迎え撃つも3RにKO負けを喫して王座陥落。今回が再起戦となる。
小林は元スックワンキントーン ライト級王者。KNOCK OUTには今年5月に初参戦し、力也に1RでKO勝ちを収めた。7月には、クンクメールで重森、古村に勝利を収めているムン・メイキアと対戦し、激闘を展開するも判定負けを喫している
このカードについて山口代表は「今年から参戦の小林選手は前戦も非常にいい試合だった。そこで前王者である重森選手と対戦する。ライト級にどんどん新しい血が入って来て、それに飲み込まれるのか、それをはじき返すのかという争いになって来るのかなと思う」とライト級のサバイバルマッチと位置付けた。
重森は「この試合では“やっぱり重森陽太は強い”というところをファンの皆さんやキック関係者に再認識させていけるような試合をしたい」、小林は「前回の試合はしっかり倒さなくちゃいけなかった試合だった。今回の重森選手はKNOCK OUTを引っ張ってきたエースだと思っているので、ここでしっかり倒して自分の存在をKNOCK OUTの人に認めてもらいたいと思う」とともに静かに闘志を燃やした。