ロバート秋山、恒例のジョイフルの発表会は涙のエンディング? クイズ番組形式で新メニュー紹介

「食べ物って音を感じながらやるのが結構大事」

 最初の回答者は小野寺総料理長。食欲の秋山は緊張気味の料理長にゆっくりと歩み寄ると「自分が開発したものに愛情があって当然ですから……緊張していますか? 緊張しなくっていいよ、当てればいいだけなんだから!」と食欲の秋山らしく発破をかけた。

 クイズは、新メニューの「牛肉と焼き葱のみぞれつけそば」を食欲の秋山が食べる「音」として正しいのはつぎのうち、どれ?といったもので、回答はA「ス ザザ~」、B「フーフー ザザザザ」、 C「ズル ズズズ ズズズ」 D「ズ ゾゾゾゾゾゾゾッ!」の四択。小野寺総料理長は「あんまり…商品と関係なくないで……すか?」と疑問を投げかけたが、食欲の秋山は「食べ物の音って決まってるから、人の相場は。口のコンディションとかで変わってくるけどベーシックは同じだから……何度も試食されましたよね?」。そして「温度的にどうなのか、フーなのか、フーフーなのか。温度を気にせず行くならズルズズズなのか。いろいろ推測できるじゃないですか……そんなんで不安がってたら仕方がないですよぉ~?」と、どこかで聞いたことがあるトーン。

 司会者が秋山の音へのこだわりについて触れると「食べ物って音を感じながらやるのが結構大事。ホクホクって食べたりとか、サクッとか……試食した時のことを思い出してください」と言い聞かせるように話した。

総料理長の手を持って食欲のタンゴ

 小野寺総料理長の回答は、C「ズル ズズズ ズズズ」。食欲の秋山は「さあ、どうだ。答え行きますよー」と蕎麦を箸で持ち上げて口に運び、マイクが拾ったのは……ズーズズズズー? ただ、食欲の秋山は、正解はDと主張。肩を落とす小野寺総料理長の肩を持つと、情感たっぷりに“食欲のタンゴ”を踊って見せた。

 他の3問もこの調子だった。

 「難しいクイズではありましたけれど、食べる時の音が大事なんです。街を歩いても音を楽しんでください。食欲に限らず、いろいろな音がありますから……鳩とかおすすめです。鳩って近くにいるのに遠くにいる鳴き方をしません?」と哀愁たっぷりの鳩の鳴きまねをしてみせると、社長は満面の笑みだった。