日本の女子では史上二人目のWBCムエタイ世界王座獲得の撫子が地元・札幌の秋元克広市長を表敬訪問

撫子が札幌の秋元克広市長を表敬訪問

「札幌在住でWBC世界のベルトを獲ることができたのは初めてなので、とてもうれしい。強い気持ちと努力さえあれば、道内在住でも世界チャンピオンになれるということを証明できた」

 9月25日、札幌在住の撫子(GRABS KICKBOXING STUDIO)が同市の秋元克広市長を訪問。8月9日(現地時間)オーストラリア・ブリスベンのSOUTH BANK PIAZZAにて開催された『MTL (Muay Thai League)15』で、王者で来日経験もあるシール・デットマン(オーストラリア)を3R、TKOで奪取したWBC世界ムエタイ女子ミニマム級(45.36㎏以下)王座奪取を報告した。

 日本の女子選手のWBCムエタイ世界王座獲得は史上二人目。北海道在住の選手としては史上初の快挙だっただけに、報告会にはテレビ局も含め地元の一般マスコミが多数集まり関心の高さをうかがわせた。

 撫子を週6回、そのうち3日は1日2部練というハードな練習で鍛え上げた佐藤友則会長はムエタイとキックボクシングの違いを簡単に説明しつつ、「今回は完全なアウェイでの戴冠だった」と語る。「でも、我々にとっては東京で戦うのもアウェイ。その点は慣れていてよかった」

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