メロンの王様「マスクメロン」は新宿生まれ!? 新宿高野本店で創業140周年記念ケーキ発売
東京・新宿のフルーツ専門店「新宿高野」は10月1日、創業140周年を記念して新宿高野本店限定アニバーサリーケーキ「ブラスト~静岡県産マスクメロン~」ほか、新宿生まれのフルーツであるマスクメロンを使ったケーキやパフェを発売した。

新宿高野本店限定アニバーサリーケーキ「ブラスト〜静岡県産マスクメロン〜」4号 直径約12cm 7992円(税込)
新宿高野は新宿駅が開業した1885年(明治18年)、初代高野吉太郎が現在の新宿駅ビル付近に繭仲買・中古道具を本業、果実を副業とする高野商店として創業。明治時代に近代農業振興の拠点である内藤新宿試験場(現新宿御苑)に外来種のメロンが持ち込まれ、品種改良や温室技術の向上により日本で独自の進化を遂げたのがマスクメロンだ。
1919年(大正8年)、高級ギフトとしてこのマスクメロンの販売に乗り出したのが二代目高野吉太郎で、新宿高野とマスクメロンの間には100年以上の歴史があるのだという。