“カリスマ”佐々木大輔が20周年記念試合でエル・デスペラードとのタッグで快勝「今日はバンドの正式なデビューだから、次は武道館を目指す」【DDT】

試合はミスティカ式クロスオーバー・フェースロックで本多から勝利
セミファイナルの後には「VANISHING」がライブを行い、同バンドの演奏で入場曲「helvetti」に乗って佐々木が登場。その隣に立ったデスペラードとは2023年7月23日の両国国技館で一騎打ちを行い意気投合。あれから、2年余の月日を経て、相思相愛タッグを組むことになった。対峙するのは元ダムネーションメンバーの石川修司と、佐々木のプロレス人生では欠かせない男・アントーニオ本多の2人。佐々木は8・30ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)大会で脇腹を骨折して欠場したため、記念試合が1カ月ぶりの復帰戦となった。
開始早々、本多がつまずき「創作昔話ごんぎつね」にいこうとするも佐々木が阻止。石川は場外で佐々木をジャイアントスイングでぶん回すなど大暴れ。その後、佐々木は負傷箇所の脇腹を狙われ、苦しい表情も見せた。本多がデスペラードにシャイニングごんぎつね。佐々木とデスペラードが石川にサンドウィッチ式で合体攻撃を見舞う。佐々木がタカタニックを狙うも決まらず。本多は佐々木に鼻つまみ、バイオニックエルボー、テンザン・ツームストーン・ドライバー、ダイビング・フィストドロップと怒涛の攻めもカット。デスペラードが本多にピンチェ・ロコ、佐々木がダイビング・エルボーもカット。佐々木と本多がナックルで殴り合い。レフェリーの死角を突いた佐々木が本多に急所蹴りを叩き込むと、ミスティカ式クロスフェース。さらにミスティカ式クロスオーバー・フェースロックに移行してギブアップを奪った。