大岩龍矢が初防衛戦の相手、篠原悠人に「もっと感情を出してきてほしい」と注文。網膜剥離の手術明けの児玉兼慎が乱入し復帰後の挑戦をアピール【Krush】

ここで児玉が会見に乱入して「なんで挑戦者は俺じゃないの?」とクレーム。宮田氏が「児玉選手も篠原選手もいい試合をした。でも11月29日ってことを考えると、これからもあるし、ここで無理はさせられない」と児玉のコンディションを考慮しての決断であることを説明したものの、児玉は「次の挑戦者は俺でしょ」とアピール。そして「勝ったほうとやろうぜ」と言い残していったん引き下がった。
大岩はこの児玉の乱入の際の篠原のたたずまいを見て「ベルトが欲しいという気持ちが全然伝わってこない。自分では思ってるかもしれないけど、言わないと伝わらない。そういう思いが伝わる試合が感動すると思う。そういうことじゃないですか? 自分はお客さんに届けたいものがたくさんあるから、そういったところを見せたい。そういう試合をしたい。そういった部分で感情が足りない。そういった面では児玉選手とやりたかった」とばっさり。
篠原は「K-1のベルトもKrushのベルトも目指している。27歳で自分の中でラストチャンスだと思っているので、ここでしっかり勝たないと。ここで負けているようではK-1のベルトは獲れないと思う。だからこそ、このKrushのベルトは今の自分に必要だと思っているし、二階級制覇にもなるので、僕としてはこのベルトをめちゃくちゃ欲しいと思っている。倒してこのベルトを奪い取りに行きたいなという気持ちは、めちゃくちゃあります」とラストチャンスという言葉を出して反論。
それでも「まだ足りない」と言う大岩は「自分も絶対負けられない。負けられないというか、覚悟が違うと思っているんで、必ず勝利して、次に進みたい」と篠原を破った先を見据えた。