1月期ドラマでイケメンゾンビ演じるTJBB、世界ゾンビの日にゾンビ和装姿を公開!堤幸彦監督「TJBBはとんでもない演技集団でもある」

ダンス&ボーカルグループのTHE JET BOY BANGERZ(TJBB)がイケメンゾンビ役で登場するドラマ『DARK13 踊るゾンビ学校』 (ABC テレビ、2026年1月放送開始)は、世界ゾンビの日である10月10日に、ゾンビたちの和装ビジュアルと役名を公開した。また、演出を担当する堤幸彦監督のインタビューも届いた。
ドラマは、イケメン人情派ゾンビ×ダンスが融合した前代未聞のホラーコメディ。
堤幸彦監督は、「なんらかの罪をみずからの中に含んだ人間たちが、教室のような閉鎖空間に瞬間移動してきて、 この学校のような場所であぶりだされていき、最終的にゾンビたちがジャッジをするという密室の中での出来事です。罪を意識している人もいれば、無自覚な人もいる。そこが人間の愚かしいところでもあるのですが。ただ、これが他人事ではないのです。あなた自身の“心の罪”のようなものをテーマにしているんです。決して“重い作品”ではなく、明るく面白くて楽しい作品ですが、自分事と思ってみていただいても楽しんでいただける作品です」
本作品でドラマ初出演を果たすTJBBについて、監督は「とんでもない演技集団でもある、という印象」と感心。
「とにかくパフォーマンスがものすごいグループ。今回は“踊るゾンビ学校”ですから。罪を持った人間たちがゾンビに裁かれ、最後に踊って解消していく…という作品でもあるのでTJBBのハイパフォーマンスはまさにピッタリでありました。 …ただですね、僕がいちばん言いたいのは、“それだけじゃない”と言うことです」
「ドラマを撮り始めるとTJBBであることを一回すべて忘れて、演技をしてもらわないといけないんです。演技は、歌やダンスとは違う回路を使うわけです。私はこれまでに数多くの演技経験のない方々を撮影してきまして、たいがいの方はその場その場ではいい演技をするんです。ただ今回は、連続ドラマであり、ゾンビの動きをしながらセリフも続くので、最後までもたせるのはとても難しいことなんです。ところがですよ、ワンクールもの撮影をして、誰一人として不安を感じさせる人がいなかった。それだけでなく、演技に対してみなさんすごく貪欲で、こりゃとんでもない演技集団でもある、という印象を受けました」

メンバーの和装ゾンビ姿が公開され、10人の役名も明らかになった。「ゾンビと聞くと洋風のイメージを思い浮かべることが多いので、和のしつらえがいいのではと思っていました」と、監督。
役名はそれぞれ、SHOWが「タイガー 」、TAKIが「ラビット 」、AOIが「 ドラゴン」、AERONが「パイソン」、YUHIが「ウマ」、KOTAが「ヒツジ」、TAKUMIが「サル」、HINATAが「チキン」、NOSUKE「ケルベロス」、SHIGETORA「シシ」。干支を想起する。
「私にとってゾンビは怖いものではなく、『面白いもの、かわいいもの、物悲しいもの』。というのも、本作のゾンビは、人間界から“あの世”や冥界へと向かう途上にある悲しき存在でもあるんです。一度は名前や素性を失った人間の“記号”としてゾンビたちの呼び名は十二支の動物たちから発想したんです。そこで、着物風のゾンビ集団となりました。ドラマを観ていただく際、裁く側のゾンビたち にある十二支の“記号性”も感じていただければ」と、続けた。
ドラマは、来年1月に放送スタート。期待が高まる。
「密室に突然、スネに傷をもつ人間が時空を超えてヒュウッと飛んできたかと思えば、学校のような場所でゾンビたちに裁かれる…というメチャクチャな設定です。ぜひ “わっはっは!”と楽しんでいただければ。ただ、人間の物悲しさがテーマでもあり、みなさまそれぞれに受け取っていただけるようなメッセージも絶対に込められていますので、ぜひドラマを観て楽しんでいただければと思います」
ドラマは、LDH JAPANとABCテレビが組んだ新しいエンタ-テイメントプロジェクト『DARK13』の目玉企画。プロジェクトは「DARK13」と呼ばれるイケメンゾンビたちが、従来のイメージを覆す圧倒的なゾンビパフォーマンスを携えて、さまざまなコンテンツを発信していくというもの。
プロジェクト始動にあたり、TJBBはプロジェクトのアンバサダーに就任。ドラマへの出演も決まった。プロジェクトテーマ曲もTJBBのハイテンションでクレイジーな楽曲「Let’s Dance」に決定している。