会見をかき回した大森隆之介が「自分が安本に挑まなければならない」と最後は決意のコメント。元王者の梅井泰成は王座返り咲きに執念【RISE192】

梅井(右)は王座返り咲きに執念

 昨年6月からRISEに参戦し4連勝でトーナメント出場を勝ち取った吉田は「こういうとても価値のあるトーナメントに出させていただき、本当にありがとうございます。明日はしっかり自分の勢いを見せて、本気でチャンスをつかみにいく気持ちで挑むので、明日はよろしくお願いします」、対戦する梅井については「今日を向かい合ってみて梅井選手も結構仕上がってるなーって感じだったんで、僕もしっかり勢いを見せてぶつかろうかなって思っています」と番狂わせに静かに闘志を燃やす。

 元王者で約3年2カ月ぶりの王座返り咲きを目指す梅井は「自分がRISEに参戦させてもらったのが約5年前ぐらい。その時に参戦していた選手がこのトーナメントには出ていなくて、本当に時代が変わったなっていう感じなんですけど、長年、ずっとこのRISEのベルトを追い続けている執念とか思いとか、そういうものを全部乗せて、しっかり見せて勝ちたいと思います」と王座返り咲きへの意欲を見せた。吉田については「いい顔してました。気合入っているなという感じ。僕も気合入れてきたし、置きに行くつもりは全然ないんで、絶対にいい試合ができそうやなと思いました」と評した。

 勝敗はもちろん、内容も評価の対象となることについては吉田は「正直、こんな早い段階でこういうトーナメントに出させてもらえるとは思っていなくて。やるからには本気で行くしかないし負けられないので、本気でぶつかろうかなと思っています」と語る。梅井は「常に自分を高めるために練習しているので、自分自身が高まれば、自ずと試合内容も結果もついてくるかなと思っている。僕はもうこの1回戦というか、1試合に全てかけるつもりでやってきた。連敗してもずっと追い続けて、ずっと信念ぶらさずにやっていたら絶対に叶うっていうところを見せたい」とここでもベルトへの執念を見せた。

「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント(第10試合)第7代RISEスーパーフェザー級(-60kg)王座決定トーナメント一回戦 3分3R延長1R
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/同級3位)vs GUMP(TEAM TEPPEN/同級4位)

◆セミファイナル(第9試合)第7代RISEスーパーフェザー級(-60kg)王座決定トーナメント一回戦 3分3R延長1R
パヌワット・TGT(タイ/TARGET/同級1位、2024年スーパーフェザー級 漢気トーナメント優勝)vs 細越竜之介(日本/team AKATSUKI/同級5位)

◆第8試合 SuperFight! ミニフライ級(-49kg)3分3R延長1R
宮本芽依(日本/KRAZY BEE/第4代RISE QUEENミニフライ級王者)vs コ・ユナ(韓国/BodyKick GYM/WBKFアジア女子ミニフライ級王者)

◆第7試合 フェザー級(-57.5kg)王座次期挑戦者決定トーナメント 3分3R延長1R
梅井泰成(Mouton/同級3位、第4代RISEフェザー級王者)vs 吉田晄成(TEAM TEPPEN/同級15位、スーパーフェザー級15位)

◆第6試合 フェザー級(-57.5kg)王座次期挑戦者決定トーナメント 3分3R延長1R
大森隆之介(EX ARES/同級4位、バンタム級1位)vs 翔(REVOLT/同級6位)

◆第5試合 ライト級(-63kg)3分3R延長1R
伊藤澄哉(戦ジム/同級2位)vs 塩川琉斗(TOP STAR GYM/同級3位)

◆第4試合 ライト級(-63kg)3分3R延長1R
北井智大(チームドラゴン/同級5位)vs ACHI(ONE LINK/TARGET)

◆第3試合 ウェルター級(-67.5kg)3分3R
竹内皇貴(チームドラゴン)vs 琉樺(LA GYM JAPAN/2025年 RISE Nova全日本大会 -65kg級優勝・大会MVP、ISKAアマチュア世界選手権大会 K-1カデットボーイズ65kg以下 銀メダル)

◆第2試合 ミニフライ級(-49kg)3分3R
愛結菜(東北AVANTI/2023年RISE Nova全日本女子トーナメント -47kg級優勝・大会MVP)vs HIYORI(NEXTLEVEL渋谷)

◆第1試合 スーパーフライ級(-53kg)3分3R
伊藤勇輔(HAYATO GYM)vs おやっち(BRAVE FIGHT CLUB)
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