SearchSearch

MMAルールで梅野源治と大雅が対戦。大雅の「頭突きだけはちょっと(笑)」に梅野は「いじるな」と苦笑い【RIZIN DECADE】

2024.12.05 Vol.Web Original

「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第3部となる「RIZIN.49」の追加カード発表会見が12月5日、都内で開催された。

 MMA挑戦を明言していた“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)がMMAデビュー戦でRISEスーパーフェザー級王者の大雅(TRY HARD GYM)と対戦することが発表された。ともに初めてのMMAルールでの試合となる。

 梅野は6月代々木大会でMMAへの挑戦に向けオープンフィンガーグローブマッチに挑戦。魚井フルスイングに判定勝ちを収めている。

 元K-1スーパーフェザー級王者の大雅は現在はRISEを主戦場に戦い、今年1月には難敵チャンヒョン・リーを破り、ついにRISEでも王座を獲得。RISE、RIZIN、海外のMTGP Impact in Parisで2022年から6連勝中で、RISEで来年開催予定の「61.5kgトーナメント」への出場も確実視されている中でのMMA挑戦になる。

 梅野は「今年に入ってからムエタイ選手の僕がMMAに挑戦するということはお伝えしていたと思うが、大晦日という舞台で僕の初のMMAの試合を組んでいただいた。できることを毎日頑張っているので12月31日の試合を楽しみにしてもらえれば」と語った。大雅については「K-1の時から好きな選手。パンチも強いしステップも速い。総合格闘家として向いていると思う」と評したうえで「大雅選手のしたいことや得意な攻撃は分かるので、それをつぶすための作戦は練っている」と続ける。

初参戦の髙橋聖人が右ハイキック一発で伊藤澄哉にKO勝ちし「最短ルートでベルトを狙う」【RISE183】

2024.11.24 Vol.Web Original

「RISE183」(11月23日、東京・後楽園ホール)で上位ランカー3人が出場するライト級戦が2試合行われた。

 第8試合では同級1位の伊藤澄哉(戦ジム)とRISE初参戦となる元NKBフェザー級王者の髙橋聖人(TRIANGLE)が対戦し、髙橋が1Rで戦慄のKO勝ちを収め、一気にトップ戦線に浮上した。

 伊藤は2022年12月に現王者の中村寛にKO負けを喫するも、2023年10月に復帰するとここまで3連勝でランキング1位に浮上した。

 対する髙橋は“高橋三兄弟”の三男。これまでヒジありルールを主戦場にしており、RISEルールへの順応が勝負の分かれ目になると思われていた。

那須川龍心が数島大陸に1RKO勝ちでついに王座獲得「僕がこれからもっとキックボクシング界を盛り上げる」【RISE183】

2024.11.24 Vol.Web Original

 那須川天心の弟の那須川龍心(TEAM TEPPEN)が11月23日に東京・後楽園ホールで行われた「RISE183」のメインイベントでプロ初のタイトル戦に臨み、1RでKO勝ち収め、プロ14戦目にしてついに王座を獲得した。

 那須川はこの日のメインイベントでRISEフライ級(-51.5kg)王者・数島大陸(及川道場)に挑戦した。

 数島は昨年10月に行われた「第2代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦」で松本天志を破り、王座を獲得。今年はクンスック・ペッティンディーアカデミー、スドロー・ソージョートンプラシンとタイ人ファイター相手に2連勝。今回が初防衛戦だった。

アクシデントで試合終了。長谷川海翔の崩しで倒れた際に京谷祐希が足をつり試合続行不可能に【RISE183】

2024.11.24 Vol.Web Original

「RISE183」(11月23日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたバンタム級戦で36歳のベテラン、京谷祐希(TEAM TEPPEN)と19歳の新鋭、長谷川海翔(誠剛館)が対戦した。試合は1Rに長谷川に崩され転倒した際に京谷が右足をつるアクシデントで試合続行不可能となり、ドクターストップ。試合は長谷川のTKO勝ちという裁定となった。

 長谷川は昨年11月に行われた「RISE NEW WARRIORS スーパーフライ級(-53kg)トーナメント」に出場し準優勝。今年2月にサンチャイ・TEPPENGYMにKO勝ちし、6月には王者・大﨑一貴(OISHI GYM)への事実上の次期挑戦者決定戦で花岡竜(橋本道場)と対戦しハイレベルな攻防を繰り広げるも無念の判定負け。今回は−55kgに階級を上げての試合だった。

 京谷は2008年のデビュー以降、ここまでさまざまな団体で戦い、DEEP☆KICKでは皇治、Krushでは武尊、HOOST CUPでは玖村修平に勝利を収めている。2019年からはRISEで戦い、志朗、寺山遼冴、大森隆之介、加藤有吾といった軽量級のトップクラスと鎬を削り、現在2連勝中。

寺山遼冴がRISEでは初のKO勝ちで来年のタイトル戦線殴り込みを宣言【RISE183】

2024.11.24 Vol.Web Original

 元DEEP☆KICK 53kg王者の寺山遼冴(フリー)が「RISE179」(6月30日、東京・後楽園ホール)でKING龍蔵(ROYAL KINGS)と対戦し、3Rに3度のダウンを奪いKO勝ちを収めた。

 寺山は5月の牧野騎士戦から階級をフェザー級に上げて、今回が2戦目。RISEでは初のKO勝ちを収め、来年のタイトル戦線への殴り込みを宣言した。
 
 1R、サウスポーの寺山とオーソドックスの龍蔵。いきなり突っかける龍蔵。寺山はさばくと右ジャブから。龍蔵が右フック。寺山のワンツーに龍蔵は右ミドル。龍蔵が圧をかけて右ミドル。龍蔵は右インロー。寺山はワンツー。龍蔵は圧をかけて右インロー、右ハイ。寺山は右ジャブから左ストレート。寺山は左フック、右ジャブ。龍蔵が右インローを返すがローブローで中断。すぐに再開。前に出る龍蔵に寺山が左ハイも龍蔵がガード。圧をかける龍蔵をいなしてパンチを返す寺山。

フェザー級GPの組み合わせ発表。白鳥大珠は1回戦でペッチと対戦。原口健飛は決勝でのペッチ戦を狙い反対側のブロックを選択【RISE】

2024.10.22 Vol.Web Original

 RISEが「RISE WORLD SERIES 2024 FINAL」(12月21日、千葉・幕張メッセイベントホール)で行われる「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX」の組み合わせを10月22日、発表した。

 組み合わせについては8人の選手がリモートで参加する抽選会で決定した。

 抽選方法はGLORYとRISEのBOXを用意し、BOX内に選手の名前が入ったボールを入れてRISEの伊藤隆代表が抽選。名前の出た選手は好きな箇所を選択するという形式。

 抽選により一人目の選択権はペットパノムルン・キャットムーカオに決定。ペットパノムルンはG1を選択。続いて選ばれたのはペットパノムルンとの対戦を嘱望していた白鳥大珠。白鳥は少し悩んだもののペットパノムルンの隣を選択。これにより1stラウンド.1の試合は白鳥 vs ペットパノムルンに決定した。

 3人目のベルジャン・ペポシはG2を選択し、4人目の原口健飛は決勝でペットパノムルン戦へ挑むために R4(ペッチと反対の山)を選択、続く5人目のエイブラハム・ヴィダレスはG3を選択した。

 6人目のチャド・コリンズはヴィダレスが待つR3を選択し、ここでコリンズ vs ヴィダレスが決定し自動的にすべてのカードが決定した。

 7人目のミゲール・トリンダーデは原口と、8人目のイ・ソンヒョンはペポシとの対戦が決定した。

参戦2年でついにタイトル挑戦の安本晴翔がフルラウンドの激闘制し悲願の王座獲得「門口選手の分も強くなって、世界に通用する選手になる」【RISE182】

2024.10.21 Vol.Web Original

 元KNOCK OUT-REDフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)が「RISE182」(10月20日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEフェザー級(-57.5kg)タイトルマッチ」で王者・門口佳佑(EX ARES)に挑戦し、判定勝ちを収め悲願の王座獲得を成し遂げた。

 安本は2022年7月からRISEに参戦し、約2年3カ月。この間、シュートボクシング(SB)との対抗戦で川上叶に、ランカー同士の対戦で魁斗に敗れるなど、ここぞというところで星を落とし、今回が初のRISE王座への挑戦だった。

 1R、オーソドックスの構えの両者。ともにローで機をうかがう。門口はスイッチを繰り返しながら機をうかがう。安本もそれに合わせスイッチ。ロー、ミドル、ジャブの攻防。パンチの打ち合い。そして門口が前に出たところに安本がカウンターで右フック。一瞬腰が落ちる門口。安本がパンチの連打で追撃。門口はガードを固める。安本は深追いはせず。門口は逆に圧をかけ左ボディー、右フック、ヒザ蹴り。互いにローを蹴る。安本は前蹴り。そして門口の蹴りをキャッチし、左フック。

 オープンスコアはジャッジ3人とも9-10で安本。

小林愛理奈が判定勝ちに反省も「しょうもない試合の後はすごい試合ができる」とフライ級王者テッサ戦をアピール【RISE182】

2024.10.21 Vol.Web Original

「RISE182」(10月20日、東京・後楽園ホール)でRISE QUEENミニフライ級王者の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)が韓国のKTK-52kg級王者のビョン・ボギョン(韓国/MUYEMARU)と対戦し、終始攻め続けたうえで3-0の判定勝ちを収めた。

 小林は試合後のマイクで1階級上のRISE QUEENフライ級王者テッサ・デ・コム(オランダ/Fightteam Vlaardingen)への挑戦をアピールした。

 1R、圧をかける小林にボギョンは前蹴り。ボギョンは変則的な蹴りを見せる。小林は圧をかけてロー、ジャブ。ボギョンは蹴りで距離を取るが、小林は踏み込んで左右のフック。早くもボギョンの顔が赤くはれ始める。前に出る小林にボギョンは右ミドル。小林は圧をかけて左ミドル、踏み込んで右ストレート。ボギョンはクリンチ。なおも圧をかける小林にボギョンは前蹴り、そこに小林は左フック。なおも追う小林はパンチの連打で追い込む。ボギョンはコーナーを背に前蹴りで何とか距離を取ろうとするが小林の圧は強い。

憂也がサモ・ペティとの次期挑戦者決定戦をアピールも伊藤代表は「インパクトがなかった」と保留の姿勢【RISE182】

2024.10.21 Vol.Web Original

「RISE182」(10月20日、東京・後楽園ホール)で今後のミドル級(-70kg)タイトル戦線に大きな影響を及ぼす2試合が行われ、憂也(魁塾/同級3位)とサモ・ペティ(スロベニア/Nak muay team/同級5位)がともに判定勝ちを収めた。

 RISEのミドル級はシュートボクシング(SB)の海人(TEAM F.O.D)が昨年3月にイ・ソンヒョンを破り王座を獲得。しかしその後はGLORYやSBでの試合もあり、防衛戦は行われていない。

 憂也は2021年11月から5連勝(4KO)し王座挑戦に近づくも昨年3月にモトヤスック(治政館)に延長の末、判定負けを喫し一歩後退。しかしその次戦から5連勝。前戦となった6月のシンパヤック・ハマジム戦の勝利後に「海人選手、そろそろ防衛しないといけないんじゃないですか? 対世界に行くんやったら、僕に譲ってください」とアピールしていた。

YURAがケルベロスに逆転KO勝ち。YA-MANが対戦に前向き「今の試合を見て一番強いと思った」【FIGHT CLUB.2】

2024.10.06 Vol.Web Original

 初代RISE OFGM -65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)がプロデュースするオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)に特化した格闘技イベント「FIGHT CLUB.2」が10月5日、都内某所で行われた。

 メインイベントでは木村“ケルベロス”颯太(心将塾)とYURA(ダイアタイガージム)が対戦し、3RでYURAがKO勝ちを収めた。

 YURAは試合後のマイクで「RISEで65kgでチャンピオンになりたい」とアピール。RISEのスーパーライト級(-65kg)は通常のグローブを着用しての王者はイ・ソンヒョン(RAON)、OFGMはYA-MANが王座に君臨しているのだが、解説席に座ったYA-MANは「やってもいい」とYURA戦に前向きな姿勢を見せた。

那須川龍心の挑戦を受ける数島大陸「“RISEはガチ”と言っている割には数字ばっかり気にしている」とガチ問題提起【RISE183】

2024.09.20 Vol.Web Original
 RISEが9月20日、「RISE183」(11月23日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見を開き、王者・数島大陸(及川道場)に那須川龍心(TEAM TEPPEN/同級級1位)が挑戦する「RISEフライ級(-51.5kg)タイトルマッチ」が正式に発表された。
 
 数島は昨年10月に行われた「第2代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦」で松本天志を破り、王座を獲得。今年はクンスック・ペッティンディーアカデミー、スドロー・ソージョートンプラシンとタイ人ファイター相手に2連勝している。今回は初防衛戦となる。
 
 那須川は昨年2月に行われた「RISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント」準決勝で塚本望夢に敗れ、フライ級トップ戦線から一歩後退。しかし以降7連勝。その中にはそのトーナメントで優勝した松本と塚本にリベンジを果たす勝利も含まれ、今回のタイトル挑戦を勝ち取った。
 
 この日の会見で那須川は「今回やっと自分の格闘家としての存在価値を証明できる場が来たなと思ってワクワクしている。ここで勝って“那須川天心の弟”としてだけではなく、那須川龍心としてのしっかりとした存在価値を証明しようと思っている」とこの試合にかける決意を述べた。

Copyrighted Image