安本晴翔への挑戦権をかけたトーナメントで大森隆之介と梅井泰成が決勝進出。バッティングによる負傷判定で勝利の梅井は脳震とう【RISE192】

1Rに梅井が先制のダウンを奪う(撮影・荒木理臣)

 1回戦第2試合で梅井は吉田晄成(TEAM TEPPEN)と対戦した。

 1R、サウスポーの梅井とオーソドックスの構えの吉田。圧をかける梅井。互いに踏み込んでパンチが交錯。梅井は左ハイ。吉田は右インロー、右ミドル。蹴り合う中で梅井の左インローがローブローとなり一時中断。再開。一気に踏み込んでワンツーの梅井。続く左ミドル。前に出た吉田に梅井がカウンターで左ストレートを合わせダウンを奪う。立ち上がった吉田に梅井がラッシュ。コーナーに詰めて左右のフックを連打。しのいだ吉田もパンチを返すが。梅井の猛攻は止まらない。何とか持ちこたえた吉田。

 2R、踏み込んで左フックの吉田。梅井は組み止め押し込んでからパンチを連打。互いに前に出て打ち合う中でバッティングが発生し一時中断も、すぐに再開。吉田は右ミドル、梅井はパンチを返す。ワンツーの吉田。梅井は前蹴りから前に出てパンチ。互いに踏み込み、組み合う展開が続く。梅井にホールディングの口頭注意が出る。互いに踏み込んだ際に再び激しいバッティングが発生。もんどりうって倒れる梅井。