THE RAMPAGE 浦川翔平とMA55IVEの”凄十”ドリーム〈BUZZらないとイヤー! 第109回〉

 

ーーCMソングも担当して……“凄十”ドリームですね。

翔平さん:それは押しまくったんですよ、CM楽曲もやらせてほしいって。CMが決まった時点から先行して言っていて実現しました。

ーーそれは副主任(鈴木)の「ガーベラ」のやり方と類似ですね。映画の主題歌、誰がやるんですか? 決まってない?僕らにやらせてください!っていう。

翔平さん:MA55IVEはそこがいいですよね、自分らで発言してそれを具現化していく。

ーーでは、そのCMソング「STAR VIBES」について教えてください。現在のツアーではセットリストに組み込まれていて、初日からパフォーマンスしていますよね。

翔平さん:ライブの初日は、まだCMのことが発表されてなかったので、新曲です! 明日分かります、それ以上のこと言えません、聞いてください!「STAR VIBES」!……ってパフォーマンスです。

ーーそうするしかないですよね(笑)。SNSで拝見する限り、いい反応であふれていますね。

翔平さん:私も良い反応しか聞けてないです。すごくポジティブで、ここからもうちょっとギア上げたいっていう時だったり、仕事を頑張る前にとかに聴いてもらうといいかなっていう曲。『凄十』を飲みながら聴いていただいても…!

ーー楽曲がどのように作られたのか教えてください。書きおろしということなので、『凄十』サイドから要望もあったんじゃないかなと思うんですけど。

翔平さん:リクエストはありました。「Way Up」とかそっち系の雰囲気でポジティブなもの、商品のスローガンが「こだわれ、勝ちに。」だから、『凄十』を飲んで覚醒したような雰囲気を盛り込んでほしいってことだったり。

それでトラックを集めてもらって、ぶわっと聴いて。いろんなニュアンスがあったんですけど、「Way Up」に寄りすぎるとほんわかして柔らかくなりすぎて「こだわれ、勝ちに。」にしては緩いかなってなって。楽曲は今風なトラックになっています。

歌詞は、それぞれが自分のバースを書いているんですけど、頭のところとサビは自分が作詞しています。この曲はイントロで『凄十』を飲むイメージで歌詞を考えているんですよ。『凄十』を飲んで、目の前の世界がどんどん切り開かれていくような感じになって、それこそ自分たちが無敵状態になって飛び出していくようなイメージです。この世界をみんなで旅しながら制していく、場面場面で勝っていくみたいな。

 

 

ーーサビを翔平さんが担当したのは何か理由があるんですか?

翔平さん:……基本重要なのはサビですからね(笑)。『凄十』だったら翔平じゃね、みたいになって、そうっすよねって。ツアーで「STAR VIBES」の曲前のMCも自分が担当していますし、この曲に関して背負ってやってる感はすごかったかも。

ーー制作は楽しめましたか?

翔平さん:歌詞はすぐ出てきたんですよね。やっぱり6年飲み続けたかいがあったと思います。『凄十』と共にいろんな場面を乗り越えてきたんで、それを思い返しつつ、飲んだ瞬間の気持ちも思いだして。愛飲者の気持ちを歌詞に乗せました。

ーー翔平さんは歌詞を書くアイデアをもらいにどこかに行くことが多いですが、この作品では?

翔平さん:この曲はどうだったっけなあ……歌詞はすぐできたんですけど、時間がなかったんですよ、カツカツだった。だから風呂に携帯を持って入ってシャワーを浴びながら一生ループで流して考えたり、移動中、寝る前、起きて家の中を歩き回りながらとか、ゲームで負けて次までの待機時間中に曲かけながら考えたりとか。この曲ができて聴かせたら、家族とかに聞いたことあるって言われたんですよ。たぶん、いろんなところで口ずさんでたから。

ーー気に入っているところ、ここを聴いてほしい!というところはありますか?

翔平さん:冒頭のところ。ちょっと空耳で『凄十』に聴こえるか聴こえないかぐらいの歌詞になってるんです!

ーーそれはタイアップならではの遊びですね。

翔平さん:そういう遊びを入れた方が楽しいと思うんですよね。<Wake up 世界中 Right> みたいになってるんですけど、言うのがめっちゃ早いので、『凄十』みたいに聴こえる。

あと、これは歌詞を見てもらって初めて気づいてもらえると思うんですけど、全部漢字の行があります、〈起爆剤 領域 全部網羅〉って。カラオケに行ったりして、耳では覚えてたけど、表示された歌詞を見て初めて、こういう感じでやってたんだみたいなことがあると面白いなって。高音でブチ上げていくようなニュアンスのサビがあるんですよ……早く配信してほしいなあ。

ーータイアップの曲は気にしなければいけないところがあったりしそうですが、制作、楽しめたんだなと伝わってきます。

翔平さん:相思相愛だと思っている状態からいただいたタイアップなので、やりやすいの極みでした。いつもいつも元気をありがとう!って感じです。