中村寛がエン・ペンジェーを破りトーナメント制覇。「しょっぱい試合」と反省も「めちゃめちゃ強い姿に進化して帰って来る」【RISE WS】
中村の左カーフ(撮影・蔦野裕)
RISEライト級王者の中村寛(BK GYM)が「RISE WORLD SERIES 2025 FINAL」(11月2日、東京・両国国技館)で行われた「RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament」の決勝でエン・ペンジェー(中国/仏山温拿拳館)を破り、優勝を果たした。
今回のトーナメントは3月の両国大会からスタート。中村は1回戦でチャンヒョン・リーに判定勝ち、6月に行われた準決勝ではシュートボクシング(SB)の日本スーパーフェザー級王者・笠原友希に延長の末、KO勝ちを収め決勝に進出。ペンジェーは1回戦でレダ・ベラーセン、準決勝では常陸飛雄馬にともに判定勝ちを収め、決勝に進出した。
2人は昨年9月に対戦し、中村が延長の末、判定勝ちを収めている。
1R、ともにサウスポーの構え。中村は左カーフ。ペンジェーは前蹴り。ペンジェーの右ジャブに中村が左フックを合わせるがバックステップのペンジェー。ペンジェーは右ロー、左ストレート。中村の右ジャブはバックステップでかわすペンジェー。そして左ストレート。中村は左ロー。ペンジェーは遠めからヒザ蹴り。ペンジェーは圧をかけて左ストレート。中村は左カーフ。ペンジェーはスイッチして右ストレート。中村のミドルをキャッチしてパンチを狙うペンジェー。

