THE RAMPAGE 浦川翔平、ビジュと味わい両立でBUZZってる”こぼれ”そうな創作もんじゃをいただきまぁす!〈BUZZらないとイヤー! 第110回〉

「旨辛担々」は、「牛すじカレー」が器ひとつで運ばれて来たのに対して、西京味噌を使った合わせ味噌、芝麻醤、すりごまの調味料が別添えで到着。少し雲行きがあやしい……?
まずは、ひき肉を鉄板に出し芝麻醤を加えます。芝麻醤の辛さが蒸気に乗って直撃し、翔平さんは辛さでせき込みます。辛さはじわりじわりとテーブルの反対側にも広がって、みんなで「空気が辛い(笑)」。辛い仕上がりになるのかと思えば、ここで辛さが飛んでしまうので、仕上がりは一般的な”うま辛”レベルになるそうです。
キャベツ、チンゲン菜を加えて、「チョチョチョ、カンカンカンってやって、ジョンジョン……」。今度は翔平さんが鉄板と金へらで心地のいいリズムを生み出していきます。「一応、アーティストですから!」と、翔平さんはニヤリ。

「広げて、円形作って」の土手づくりはスムーズ。少し形を整え、小西さんの「こぼれないように低いところから全部入れてください」というアドバイスに従って、出汁を2度で入れます。2回目は出汁がトロトロするタイミング。ふつふつぷくぷくと泡ができ始めると頃合いです。
いよいよ!と2回目の出汁を入れる時、手が滑って、器がオロロッと出汁の中に落ちてしまうハプニングが……

2回目の出汁を入れたところで、合わせ味噌の玉を投入。そしてさじを使ってゆっくりと溶かしていきます。「入れる順番とかも考えられてるんだろうなあ」と翔平さん。そしてまた大きな金ヘラを手に「カンカンカンってやって、ジョンジョン」タイム。おいしそうな香りが漂ってきました。

そろそろ出来上がりですが、小西さんが作ってくれたもんじゃと比べると、キャベツが気持ち大きいような気がします。ただ、キャベツの大きさや形はお店によってずいぶん違ったりもします。小西さんは「細かいほうが食べやすいしおいしいですよ。鉄板の上で細かくしていくのはパフォーマンス性もあるんですが…」と笑うと、「最初から小さく切っておくと水分が出ちゃうんですよ。その水分が甘いので細かくする作業は鉄板の上の方がいい」と、続けます。チンゲン菜が切れてないという翔平さんに「へらを立てて持つ手を合わせて切りつけるようにやっていくといいですよ。そして地面を叩くようにトントントンと」と、アドバイスもくれました。
ちなみに「月島もんじゃ こぼれや」はスタッフが調理してくれるスタイルです。「9割スタッフがやってますが、お客様にやっていただいても! 目の前で作ると、やっぱりやりたくなるっていうのあるんでしょうね……お子さまとか」……お子さま? 翔平さんは28歳です。

「これは、うまそう。うまいですね、自分焼きですから!」と、ふうふうと熱を冷まして、パクリ。「……めっちゃ好き。うわあ、めっちゃ好き! めっちゃ好きな担々麺の味! ごまが効いてて、コクや甘味があって、嫌味のない辛みがピリピリくる。旨辛が成立してる!ごまのバランスがいいのかな。辛い部分が足りなくもないし行き過ぎてもない。この味付けで担々麺も食べたい」と大満足でした。
その後「ジェノベーゼ」が気になると言いつつも「博多明太子とチーズのふわとろ出汁巻き」「イカのげそ焼き」も追加してフィニッシュ。ついつい当初の取材時間をオーバーしてしまいました。
ディナータイム突入でお客さんが増えてきたので、本日のまとめと行きましょうか!

