村上和成、高橋“人喰い”義生組とスーパー・タイガー、竹田誠志組が初代タッグ王座をかけて対戦。村上は「勝つことは決まっている」と豪語【SSPW】

黒潮と船木がタッグで対戦

 9月大会では王者・船木誠勝(フリー)に黒潮 TOKYO ジャパン(プロレスリングアップタウン)が挑戦する「レジェンド選手権試合」が行われたのだが、黒潮のトペ・コンヒーロを食らった船木が右肩を脱臼し、試合続行不可能に。黒潮がまさかの王座獲得となった。ここで関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)が次期挑戦者として名乗りを挙げるが、黒潮は「俺は人間の挑戦者を求めてる」と関根の挑戦を拒否するという一幕があった。

 今大会ではその黒潮と関根が組んで船木、デイビーボーイ・スミスJr.(MLW)と対戦する。

 この日はスミスを除く3選手が映像でコメント。

 関根は「お前と組むことは本意ではないが、この二人とやるんだったら、お前の横に並んでやろう。ここで俺が一番強いことを証明して、次のストロングスタイルプロレス、ここで俺にレジェンド王座に挑戦させろ」と改めて黒潮への挑戦をアピール。

 黒潮は「なんで俺のパートナーがシュレックなの? 前回も言ったけど俺はシュレックの挑戦は受けないし、そもそも関わる気がない。俺は人間の挑戦だけを求めている。今回は戦うわけじゃないからいいけど。まあ、また改めてこのリングで船木さんと試合ができることを楽しみにしています。そしてこのチャンピオンベルト、防衛戦をするしない関係なく、船木さんが俺に改めて挑戦してきてくれるまではチャンピオンでいたいと思っていますので、ベルトをしっかり守って、シュレックを避けて生きていきたいと思っております」とこちらも改めてシュレックとのタイトル戦を拒否。

 平井代表は「今はっきりとは申し上げられないが、試合を見て黒潮さんがどう感じるかによってチャンピオンシップ実現の可能性も出てくると思う」と語るにとどめた。

「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.37ーTHE 20th ANNIVERSARYー[20周年記念大会]」(12月4日、東京・後楽園ホール)
◆SSPW認定世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
スーパー・タイガー(SSPW)&竹田誠志(フリー)vs 村上和成(フリー)&高橋“人喰い”義生(初参戦/藤原組)

◆タッグマッチ 30分1本勝負
船木誠勝(フリー)&デイビーボーイ・スミスJr.(MLW)vs 黒潮TOKYOジャパン(第21代レジェンド王者/プロレスリングアップタウン)
&関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)

◆タッグマッチ 30分1本勝負
永田裕志(新日本プロレス)&間下隼人(SSPW)vs 藤田和之(プロレスリング・ノア)&ケンドー・カシン(フリー)

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)&タイガーマスク(新日本プロレス)&ハヤブサ(プロレスリングZERO1)vs 日高郁人(ショーンキャプチャー)&政宗(フリー)&阿部史典(格闘探偵団)

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
ジャガー横田(ワールド女子プロレス・ディアナ)&Sareee(フリー)&彩羽 匠(マーベラス)vs NORI(LLPW-X)& MIRAI(みちのくプロレス)&宝山 愛(マーベラス)

◆シングルマッチ 15分1本勝負
藪下めぐみ(フリー)vs 志真うた(伊藤道場)
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