新井丈が1年2カ月ぶりの再起戦で現ストロー級王者の田上こゆるに判定勝ちで復活。「試合間隔が開くと良くない。どんどん試合をしていく」【修斗】

自らタックルに行く新境地を見せた新井(撮影・上岸卓史)

 田上は新井が返上したストロー級の次期王者決定戦で、昨年12月に旭那拳と対戦。ダウンを奪った上での大差の判定勝ちで王座を獲得。今年9月には山上幹臣を1RKOして初防衛を果たしている。

 1R、ともにオーソドックスの構え。田上が右カーフ。田上はワンツー、ヒザ。圧をかけるのは新井。ヒザの田上に新井がカウンター。新井も右カーフ。田上は左ジャブを突いて回る。新井は詰めて左ジャブ、ボディー。新井のパンチに田上が組み付く。新井はケージの押し込みパンチ。離れて打撃の展開になると新井がワンツーで前に。田上は左ジャブ、新井がワンツー、田上は左ボディー、右フックと打ち合いに。田上は左ジャブを突いて動き新井に的を絞らせない。新井は右カーフ、右ボディー。新井は組み付いて押し込み、右ボディーを連打。田上はヒザを返す。新井がケージに押し込む。新井は肩パンチ。田上はヒザ蹴りから離れる。田上は回って左ジャブ。新井は右カーフ、そこに左ジャブの田上。組み付き、押し込む新井。プッシュして離れる田上。新井が圧をかけると田上は右ストレート、左アッパー、左ジャブで迎撃。