新井丈が1年2カ月ぶりの再起戦で現ストロー級王者の田上こゆるに判定勝ちで復活。「試合間隔が開くと良くない。どんどん試合をしていく」【修斗】

新井の右フック(撮影・上岸卓史)

 2R、圧をかける新井。田上は左ジャブ、そこに新井が右フックを合わせる。圧を強める新井はタックルからバックを取って、背後からパンチ。なおもバックをキープの新井。田上は正対に成功。ヒザの新井。田上は離れ際にパンチ。新井が圧をかけてパンチ。田上はカウンターを合わせ、ヒザを顔面に打ち込む。新井はパンチで前に出て組み付き押し込む。こつこつとパンチ。新井は離れて左右のボディー。田上もパンチを返す。新井が組み付き押し込む。新井はヒザ蹴り。離れて田上は左ジャブ。新井が組みつきバックをキープ。ヒザをつかせた田上にバックからヒザを打ち込む新井。なんとか正対に成功する田上。

 3R、田上は右カーフ、右フック。新井が圧をかける。田上は左ジャブを突いて回り、左アッパー。新井は詰めて左フック。新井は一瞬の踏み込みで左フック。組み付くが離れて打撃の展開に戻す。田上は左ジャブ、新井は右カーフ。新井は右ボディー、左フック。新井は詰めて右カーフ。なおも詰めて逆ワンツー。田上は左ジャブを突いて回る。新井は追ってパンチを放つ。組み付いてバックを取ってヒザをつかせる新井。田上は立ってなんとか正対したいが、新井は引き倒す。田上は立って正対に成功。新井はヒザ、離れてパンチを打ち込む。ケージに押し込むタックルからバックを取ってヒザをつかせる新井。最後はスタンドでの殴り合い。圧をかける新井にパンチを当てる田上だが、新井はカウンターでタックルを決め、押し込む。

 判定は29-28、29-28、30-27の3-0で新井が勝利を収めた。

 敗れた田上は新井と握手し、その手を挙げ、勝利を称えた。