フィギュアスケート 『Finish』【アフロスポーツ プロの瞬撮】
スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
坂本花織
鍵山優真
佐藤駿
樋口新葉
青木祐奈(撮影/文章:西村尚己(2025年11月8日 2025NHK杯国際フィギュアスケート競技大会))
フィギュアスケートのグランプリシリーズ第4戦、NHK杯が11月7日から9日までの3日間
大阪・東和薬品RACTABドームで行われた。
国内外のトップ選手が出場する本大会では、今年も数々のドラマが生まれたが
来年2月にミラノ・コルティナ五輪を控えるシーズンとあって、例年以上に緊張感あふれる戦いが
繰り広げられた。
数あるシーンの中で、特に印象深かったのが大会2日目、男女シングルのフリープログラム終了直後の光景だ。
2日間にわたる演技をやり遂げ、リンク中央に立つ選手の姿には、極度のプレッシャーと向き合い
自らを極限まで追い込んできた時間の重みが凝縮されていた。
自身との孤独な闘いから解放されるその一瞬に垣間見える、生身の人間としての表情。
その率直さには、心が洗われるような感動があった。
さらに、その姿に応えるかのように満員の観客席からスタンディングオベーションが沸き起こり
リンクは大きな拍手に包まれた。
選手と観客がひとつになった瞬間であった。
スポーツの力を改めて実感させられた。そんな大会でもあった。
■カメラマンプロフィール
撮影:西村尚己
1969年、兵庫県生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。
人間味あふれるアスリートの姿に魅せられ、学生時代にスポーツ写真の世界と出会う。
大学卒業後は、国土交通省に勤務しながらアマチュアカメラマンとして活動するも
どうしてもプロの世界で挑戦したいという想いが募り、2016年にアフロスポーツに転職。
現在は国内外のスポーツを精力的に撮影し、人間の情熱や鼓動、匂いなど五感で感じとれる作品づくりに励む。
2007年 APAアワード写真作品部門 奨励賞
2013年、2015年 写真新世紀 佳作 ほか
★インスタグラム★
アフロスポーツ
1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。
■アフロスポーツHP
https://sport.aflo.com
https://www.aflo.com
■Facebook
https://www.facebook.com/aflosport
■Instagram
https://www.instagram.com/aflosport
■Twitter
https://twitter.com/aflosport
1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。
■アフロスポーツHP
https://sport.aflo.com
https://www.aflo.com
https://www.facebook.com/aflosport
https://www.instagram.com/aflosport
https://twitter.com/aflosport

