BALLISTIK BOYZ、伝説作った! パンパンのTOYOTAアリーナが無限パシオン! EXILE AKIRA、THE RAMPAGEのメンバーも加勢

 

 代表曲のひとつでデビュー当時から歌い跳ね続けてきた「テンハネ‐1000%‐」では、これまでのライブでもファンに喜ばれてきたSTOMPを取り入れたパフォーマンスで魅せる。会場の空気をがらりと変えた松井の演出によるセクシーな着替えシーンから始まった「All of You」から代表曲のセクシーなナンバー「Animal」のパートはメンバーが鍛え上げたボディで観客にため息をつかせる場面も。リリースしたばかりの冬バラード「Winter Glow」では7人の歌声とハーモニーに会場が聴き入り、奥田のラップがリードする形で始まった「7」でがらりと雰囲気をかえて、ライブの後半戦へと突入した。

 LDHに所属するグループのライブでおなじみのタオルを振って盛り上がる“タオル曲”は 「Meant to be feat.F.HERO & BOOM BOOM CASH」。ライブも終盤に近づいたところで、メンバーは再び客席に登場した小さなステージにあがってタオルを回したが、観客の様子を確認した海沼は「ホールド・オン!ホールド・オン!」と演奏するバンドを静止。「サビ行く前にみんなで心を一つにしていきましょうって言いましたよね。ファイナルだからね、もう1回行こう!」。やり直しを命じられたのにも関わらず、会場は喜んで大きくタオルを振った。

 ライブの大詰めは夏曲を2連発。「さっき冬の曲をやったばかりだけど」と言いながらも、レザージャケットを脱いで、日髙竜太が用意した赤や青のカラフルなアロハシャツを羽織った。メンバーは「やべえ、波の音が聞こえる」「潮のにおいがする」「サーフィンしたい」「祭りに行きたくなってきた」「かき氷が食べたくなってきた」と半ば強制的に夏気分にスイッチ。日髙の「今年の夏はアジアツアーも始まってみなさんと素敵な初めての思い出をたくさん作りました。もう一度あの頃の気持ちに戻りましょう!」という声で、「Shaved Ice」と「SUMMER HYPE」のパフォーマンスで、5分弱のTOKYOTAアリーナ東京は夏に。パフォーマンスを終えた砂田将宏は「……服って大事なんだね」。

 ラストは、再びレザージャケット姿になり、タイを拠点に活動していた時期に海の向こうの日本のファンを思って作ったという大切な楽曲「All About U」を観客と一緒に歌い上げて、スペシャル夜は一旦幕を下ろした