沖縄の小学生が “毒生物アプリ” を提案!「国連を支える世界こども未来会議 in OKINAWA」
厳正な審査の結果、最優秀賞を受賞したのはハブやクラゲなど毒を持つ沖縄の生き物の対処法や魅力を学べるアプリ「DOKUGOOD(ドクグッド)」。未来の沖縄を舞台に、アプリを使用して探検する寸劇を繰り広げるなど、ユニークな発表も評価が高かった。Gグループの子どもたちは「(寸劇は)段ボールを使ってハブの衣装や携帯電話を作って工夫した」「受かると思っていなかったので受かってうれしい」などと喜んだ。グループは来年3月に都内で行われる「第6回 国連を支える世界こども未来会議」にてアイデアをプレゼンする。
ピースコミュニケーション財団の一木広治代表理事は「今、世界ではいろんなことが起きていて答えの出ない問題も多い。だからこそ皆さんの年代から自分たちで考え、友達と話し合い、それを発表する訓練を経験してほしい。これから皆さんが沖縄、日本、そして世界で活躍できるように会議を開催しているが、年々皆さんのアイデアとプレゼン力が上がっていくので、選考は我々審査員にとっても非常に苦労した」と明かした。
「国連を支える世界こども未来会議」は2019年、東京オリンピック・パラリンピック公認プログラムとしてスタートした「BEYOND 2020 NEXT FORUM」から創出。世界の子どもたちがSDGsを軸に平和で豊かな世界について語り合う「ピースコミュニケーション」の場として2025年度は全国12エリアで開催中。沖縄では2023年に沖縄市、2024年より豊見城市にて毎年開催されている。2023年2月には国連本部より「The Children’s Conference of the Future in Support of United Nations」というタイトルで認定されている。


