上野勇希がスーパー・ササダンゴ・マシンを退け、2冠王座を死守。正田壮史が12・21後楽園でKO-D無差別級王座に挑戦【DDT】
バックステージで上野は「僕たちは東京ドームに行きます。これは会社からこういうふうに煽ってくれと言われてるわけじゃなく。たくさんの人が来てくれた両国で、この2本のベルトを獲れたら、みんなと夢を見ていきたいと思って叫んだ夢にササダンゴさんが出て来てくれて。僕だけが掲げたものが背中を押されて、本気で行きたい。無差別級もUNIVERSALも持ったチャンピオンで、DDTが好きでプロレスやってる僕だから。みんなの夢を背負って進めるプロレスラー上野勇希でいるから。僕が頑張れば頑張るほど、挑戦者が頑張って。僕がさらに上に行きますから」と話した。正田については「今の若い奴ら、僕とやったらもっとおかしいプロレスラーになれるんじゃないかと。DDTで一番じゃんけんが強い男(暫定)正田壮史。あいつはすごいんです。でも今つまんない。両国でシングルやりました。やっぱりすごいって思いました。でも、まだちょっと。俺もずっと怖いし、楽しいし、その繰り返しだから。正田、頑張ろうな」と期待を込めた。
善戦健闘も王座戴冠ならなったササダンゴは「タイトルマッチが決まってから、この1カ月、ベルトの重さとか団体のチャンピオンとか…。業界の次のアイコン、新日本だけじゃなくて、どこにもチャンスあると思ってるから。勝った以上、上野は上野勇希として、自分が目指すDDTになればいいし、自分たちだって一緒に頑張っていくだけ。東京ドーム、僕はやりたいと思ってます。DDT、再来年30周年ですから。いいタイミングじゃないですか。本当に実現できるよう、やるべきことがいっぱい出てきました。このまま僕も頑張っていきたいと思います」と語った。
急きょ、無差別級の挑戦が決まった正田は「上野さんにボロクソに都度言われてます。頑張ります。負けました、次頑張りますって。そのループにはまってるんだと気づきました。そのループから抜け出すために、挑戦までの期間、タイトルマッチの日、ループから抜け出す方法を見つけ出したいと思います。その方法を見つけた暁には、この腰に無差別級のベルトがあるでしょう」と自身に言い聞かせていた。
◆ダークマッチ 15分一本勝負
彰人&○佐藤大地&高鹿佑也(10分19秒、片エビ固め)高尾蒼馬&瑠希也&葛西陽向●
※PK
◆オープニングマッチ 男色ディーノ復帰戦 30分一本勝負
男色ディーノ&●アントーニオ本多&須見和馬(0分6秒、クロー)樋口和貞○&大鷲透&平田一喜
◆再試合 ノータッチルール 30分一本勝負
男色ディーノ&●アントーニオ本多&須見和馬(6分35秒、奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)樋口和貞&大鷲透&平田一喜○
◆第二試合 スペシャル3WAYタッグマッチ~ノータッチルール 30分一本勝負
飯野雄貴&納谷幸男 vs デムース&●イルシオン vs 政岡純○&ガイア・ホックス
(5分54秒、片エビ固め)
※F-DRIVE Ⅱ
◆第三試合 スペシャル8人タッグマッチ 30分一本勝負
秋山準&HARASHIMA&●MBM&アルティマ・ソンブラ(12分1秒、片エビ固め)クリス・ブルックス&吉村直巳&正田壮史○&石田有輝
※正田のチカラKOBUムキムキ
◆第四試合 DDT EXTREME選手権試合~ウェポンギャンブル 60分一本勝負
〈王者〉○To-y(10分57秒、体固め)髙木三四郎●〈挑戦者〉
※不思議の国の小嶋~コジマワンダーランド~オン・ザ・プラケース。第63代王者が5度目の防衛に成功。
◆第五試合 KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組〉MAO&○KANON with KIMIHIRO(14分12秒、片エビ固め)佐々木大輔&岡谷英樹● with MJポー〈挑戦者組〉
※変形LONELY DEZIRES。第88代王者組が初防衛に成功。
◆セミファイナル スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○KONOSUKE TAKESHITA(10分7秒、変形ジャックナイフ式エビ固め)青木真也●
◆メインイベント KO-D無差別級&DDT UNIVERSAL両選手権試合 60分一本勝負
〈2冠王者〉○上野勇希(27分16秒、エビ固め)スーパー・ササダンゴ・マシン●〈挑戦者〉
※ドロップキック。上野が第88代KO-D無差別級王座3度目、第19代DDT UNIVERSAL王座初防衛に成功。

