THE RAMPAGEのRIKUが決意表明のソロ新曲に込めた3つの想い
ずっとステージに立ち続けた2025年「THE RAMPAGEだからできること」
ーーさて、ビルボードライブが始まるともう師走で、1年の終わりを意識する時期になります。RIKUさんとは去年の今頃も同じことを話してたんですが、2025年、今年も本当にたくさんのステージに立ちましたね。まだこれから立つものもありますが。
RIKU:2025年も気づいたらこの時期です。今年もファンの皆さんの前に立たせていただく機会を本当にたくさんいただきました。ここ数年、THE RAMPAGEのメンバーはたくさんのステージに上がっていて、僕はそれに加えて舞台とかミュージカルとか朗読もやらせてもらっているので……ファンの方も忙しくさせてしまったなっていう感じがあるんですけども(笑)。舞台やミュージカルだったりのステージひとつひとつからTHE RAMPAGEに持ち帰れるものもたくさんあったし、まだまだ成長できる可能性を感じられました。役者は表現していく上で魅力的で楽しい。稽古期間は正直しんどいですが、その分、返って帰ってくるものがあるし、得られるものが多いので、めげずに続けていきたいなって思います。
ーーグループでもソロでも、音楽活動のなかで印象に残っているステージはありますか?
RIKU:このステージがというよりも、いろいろなところでライブができたことが印象に残っています。“PRIMAL SPIDER”のツアーのホール公演でいろんなところに行って各都道府県の違い、いろいろな県民性に改めて触れられたし、海外公演では現地ならではのパワーに触れられました。自分たちに学ばせてくれるもの、返ってくるものが強烈にありました。
ーー海外公演は“PRIMAL SPIDER”の世界観を楽しんでもらいつつトークもあったりというもの。海外のファンの方は、これまでのファンミーティングやイベントや音楽フェスで見たTHE RAMPAGEとは別のサイドも見せられたからこその、“パワー”だったのかも?
RIKU:バンコクはものすごいエネルギーでしたね、今まで聞いたことないぐらいのボリュームの歓声をいただきました。以前から、より応援してくださっている方々が日本まで遊びに来てくださってるのは知っていましたが、そういったファンの方々の国に自分たちが行ったことで、僕たちがそこでライブすることを本当に待っていてくれたんだなって感じられました。
ずっと見ていた海外のアーティストが自分の国に来てくれる。それを自分に置き換えてみれば、そりゃそういう反応になるよねって思います。海外で応援してくださる方たちは、日本にいる方たちと比べれば、どうしても直接自分の目で見て耳で聴く機会は少なくなってしまう。だからあの1日が、あの2時間が人生の中で特別な思い出になるようにっていう思いで、やっていかないとなって感じました。まあ、それって日本でも同じなんですけどね。
ーー日本でもということで、THE RAMPAGEは12月24・25日にライブ『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2025 “PRIMAL SPIDER THE FINAL” ~大暴年会~』、大みそかにはグループ初となる単独でのカウントダウンライブ『THE RAMPAGE COUNTDOWN LIVE 2025→2026』を控えています。
RIKU:今年は3月にツアーが始まって、その前から準備期間に入っていたので、ずっとライブをしていて、その1年をライブで締めくくる。これってTHE RAMPAGEだからできることだと思います。みなさんが特別な思い出を持ち帰っていただけるよう、全身全霊をかけてやるしかない……とはいえ、まあ、“大暴年会”ですからね(笑)。
ーー楽しく暴れて、THE RAMPAGEらしく、いい時間になることは間違いなさそうですね! そして、来年は所属されているLDHの6年に1度の祭典「PERFECT YEAR」。その第1弾としてTHE RAMPAGEのツアーが発表されていますし、そこに勢いをつなげていくと。
RIKU:来年のツアーはベストライブ! 老若男女問わず、ファン暦問わず、誰もが楽しめるライブを作ろうって意気込みながら、みんなでワクワクしながらセトリを組みました…間違いなく皆さんに楽しんでいただけるし、僕らも楽しい内容になると思ってます。RIKUとしても、来年は来年で、ちょっとまだ言えないけど、サプライズもあったりするので……。
ーーサプライズ?
RIKU:そうなんです! だからじゃないですけど、年齢は着実に重ねてますし、電池を変えたらすぐ復活みたいにはならないので、ここぞという多少無理が発生する場面もあるとは思うけれど、夢を叶えていくためなので踏ん張るところは踏ん張りつつ本当に心身ともに健康を維持しながら進んでいきたいなと。THE RAMPAGEは16人いるんだから、互いにサポートしつつ支え合って、誰かがちょっと疲れたら、元気がある誰かが引っ張ればいい、自分が疲れたならちょっと背中を預ければいい……そういう感覚でやっていけば、結果的にいい方向に進んでいくと思います。
どんどん若い後輩たちも出てきていますし、道標になるような頑張りをしつつ、自分の心と体の状況にもフォーカスを当て、丁寧にお仕事をしていきたい。それを積み重ねていくことで、THE RAMPAGEとしても2026年がパーフェクトイヤーに、メンバー16人それぞれのパーフェクトイヤーになると思うし、LDHとしてもパーフェクトになって、「PERFECT YEAR」が盛り上がる!……そういう頑張り方をしていきたいです。
(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)

