たくろうが漫才日本一!「漫才やってきて本当に良かった」M-1グランプリ2025

©M-1グランプリ事務局

 きむらバンドの無茶ぶりに、戸惑い慌てながらもどうにか合わせていこうとする赤木の不思議だけれど間違っていないレスポンスと絶妙な間からなる漫才で審査員も観客も沸かせ続けた。無理やりリングアナウンサーをさせられた1本目では、「ただの大喜利じゃない、人間性で笑わせるのがすごい」(フットボールアワー・後藤輝基)、「練習を感じさせない技術」(博多大吉)と審査員たちを関心させると、861点という高得点で決定戦に駒をすすめた。

 審査員の駒場孝(ミルクボーイ)は、たくろうが2018年に準決勝まで上がってから今回までなかなか結果出せないままでいたことに触れると「やってたから、いいのが出た」とコメント。「(その頃から)おどおどしてる挙動不審なキャラクターの漫才はあったんですけど、今までは勝手に挙動不審になっていたけど、今回は挙動不審に意味があったと思う。きむらバンドの変な誘いに乗らされていて挙動不審になるから、ことが面白いのはもちろんのこと、立場も仕上がっている」と熱っぽく語った。

 決定戦では、将来アメリカのビバリーヒルズに住んでみたいからビバリーヒルズの練習をしようと、アメリカドラマのキャラクターを吹き替えスタイルでさせられるというもので、1本目以上に、無茶ぶりするきむらと、“戸惑い慌てながらもどうにか合わせていく”赤木の約4分間のやりとりに沸き続けた。

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 見た目は圧勝だったものの審査員は難しかったと口を揃え、中川家の礼二は「ファイナル 3 組は、みんな迷った。今日来てる人たちは絶対漫才を続けてください」

 アンタッチャブルの柴田英嗣も、「たくろうの2本目は100点つけても良かったぐらい面白かった。後半は笑って聞いてなかった、それぐらい笑わせてもらいました」

 笑い飯の哲夫は、たくろうが大阪で活躍しているコンビであることから、「最近大阪からのチャンピオンが出てなかった。自分も大阪を拠点にやってる人間なので、我がことのようにうれしい」と喜ぶと、「本当にみんな面白くて! いろんな出身地の方がいるから、日本ってどこでもおもしろいんやなと思いました」とまとめた。