WOLF HOWL HARMONY、タイで初の単独海外公演「多くの地域へと、僕たちの音楽を届けていきたい」
LDH JAPAN所属の4人組ボーカル&ラップグループWOLF HOWL HARMONYが、12月20日にグループ初の単独海外公演「WOLF HOWL HARMONY LIVE & FAN MEETING TOUR 2025 BAKUON DREAM – FINAL – in BANGKOK」を、タイ・バンコクで開催した。7月から日本全国18会場を巡った初のライブ・ファンミーティングツアーを締めくくった。
「Bossa Bosa」のイントロが流れ始めると会場の熱が徐々に高まり、メンバーが登場するとファンからは大きな歓声が飛んだ。サビの高速ダンスで観客の盛り上がりは増し、その勢いのまま2曲目へ突入。「Sugar Honey」では楽曲に合わせて観客が曲名をコールしたり、ライブの定番曲である「You&I」では会場全体がタオルを振ったり、と大きな盛り上がりを見せ、メンバーとファンそれぞれが公演を心待ちにしていた様子が感じられた。
最初のMCコーナーでは、タイ語を中心に、メンバーが自己紹介。タイ北部・チェンマイの料理であるカオソーイが好きだと話すRYOJIは、「チェンマイに行きたい」とマネージャーに懇願。GHEEは「I say GHEEちゃん You say ローマーク(かっこいい)」と独特のコール&レスポンスを行い、それぞれ笑いを誘った。HIROTOは、好きなスイーツから“カオニャオマムアン・ボーイ”だと名乗ったが、隣りのSUZUKIが自分もそうだ、と割って入る。SUZUKIは「今日のためにタイ語を練習してきた」と話し、先日のBIG MOUNTAIN MUSIC FESTIVAL出演時に話題を呼んだ、GHEEの手の甲にキスするシーンを再現、会場からは大きな悲鳴が上がった。
自己紹介が終わると、RYOJIが「Are you ready ?」と会場を煽り、パフォーマンスが再びスタート。メンバーそれぞれが自らの想いを詞に込めたラップを披露したり、アカペラを披露したり、とグループの強みを余すことなく伝えていく。
トークコーナーでは、司会者を交えてトークを展開。「今最もタイでやりたいことは?」と聞かれると、RYOJIが「チェンマイに行きたい」と即答し、笑いが起きる。コーナーの最後には、タイの挨拶・ワイのポーズを取りながら、“微笑みの国“タイにふさわしい微笑みをしてほしい、というリクエストに従って、メンバーそれぞれが思い思いの表情を披露した。
司会者が退席すると、メンバー自らがタイ語で「次の楽曲は、僕たちが初めてカバーしたタイの楽曲です。」と曲紹介をし、タイの人気アーティストTilly Birdsの「Same Page?」をカバー。続けて「Fade」(オリジナル:Jeff Satur)も披露し、その歌唱力やタイ文化への敬意に観客からは感嘆の声が上がった。

