SOG王者・望月成晃が石井慧介を退けV4…中村宗達が挑戦表明「来年の年末も俺はマイクを持ってるつもりだ」【ガンプロ】

中村が挑戦表明

 望月は「石井、久々にレベルの高い、いい蹴り合いができた気がするよ。おまえは外さないと思ったけど、やっぱりキャリアって大事だな。今日の試合、やってて楽しくてしょうがなかったよ。ガンバレ☆プロレス、年内最終興行で3年連続でベルトが移動してたらしいな。俺、そんなプレッシャーにさいなまれて今日は負けるのかなとかちょっと思ったけど、どうやらまだまだ俺はガンバレ☆プロレスに呼ばれてるようだな。チャンピオンとして2025年は終わったな。もうすぐ2026年が来るけど、次は誰が来るんだ?」とマイク。

 すると意を決した中村がリングインし「僕は悔しいんですよ。年内最終戦、ビッグマッチの後楽園のメインが他団体の望月さんに締められて。だから、たまらず挑戦表明しにきました。僕は望月さんのようにキャリも実績もない。でも、あなたに1個だけ勝ってることがあるんですよ。それは勢いだ。望月さん、いや望月成晃、僕が今まで負けて来たガンプロ全員の思いを背負って、次、あなたの前に立ってやります。いい返事を聞かせてください」とアピール。

 望月が「俺が返事をする前にガンバレ☆プロレスファンの皆さん、どう思いますか?」と問うと、場内から万雷の拍手が。これを聞いた望月は「おまえの挑戦、ファンの皆さんが認めるってよ。でもな、俺はドラゴンゲートに帰っても、デビューしたばっかりの奴を相手にすれば胸突き出して顔突き出してバチバチやってきたんだよ。俺はそういう若い奴とやるのが大好きなんだよ。そして、来年の年末のガンバレ☆プロレス最終興行も、俺はこうしてマイク持ってるつもりだ。いいか、所属選手。全員順番待ってろ。俺が全員相手にしてやる。楽しみにしとけ」と1年後も王者であり続けることを宣言した。

 次期挑戦者が中村に決まると、望月は「俺はキャリア32年になるけど、他団体の年内最終興行のメインの大トリを仰せつかって、マイクまで締めるのは初めてだよ。それも、見に来てくれる方々、ガンバレ☆プロレスファンの皆さまがいるから。来年もチャンピオンだから当然だけど、来年も望月成晃、ガンバレ☆プロレスに来ていいですか!?」と言うとファンから大歓声を浴びて退場しようとした。