急きょタイトル挑戦のノジモフ「新しい王者が生まれる時が来た。それが自分」。サトシは「KOか極めか。それだけは変わらない」と迎撃に自信【RIZIN大晦日】
ビッグチャンスが転がり込んできたノジモフ
「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
今大会では5大タイトル戦が行われ、セミファイナルではライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)がイルホム・ノジモフ(ウズベキスタン/Tiger Muay Thai)を相手に6度目の防衛戦に臨む。
サトシは当初、野村駿太(アメリカントップチーム)と対戦の予定だったのだが、野村が練習中に左膝前十字靱帯損傷、左大腿骨骨挫傷、左膝外側側副靱帯損傷のケガを負い、全治3カ月〜6カ月の診断が下りドクターストップに。野村に代わりノジモフが挑戦者となりタイトル戦を行うことが18日に発表された。
ノジモフは2023年からRIZINに参戦すると、ここまでフェザー級でホアレス・ディア、山本空良、新居すぐるを相手に3連勝。新居戦では1Rに前蹴りをアゴに突き刺す衝撃的なKOで会場を沸かせた。今大会は当初、階級を上げてライト級で“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/AKA)と対戦の予定だった。
先にインタビューを行ったノジモフは「もう新しい王者になったような気分でいる。今回の試合は自分のキャリアの中で大事な試合になる」と突然舞い込んできたビッグチャンスに腕を撫す。今回のオファーについては「すべての試合で王者と戦うことを想定して準備をしてきた」ということで即決だったという。

