市川中車、息子・團子は「努力のたまもの」歌舞伎町・シアターミラノ座で初の宙乗りへ
父・中車に「父のほうこそ “努力のたまもの” だと思う」と團子
さらに宙乗りについて「蜷川さんが演出する時によくおっしゃっていたのは “役者の欲望の距離が見たいんだ” ということ。蜷川さんは演出家になる前に役者をやっていて、“すべての役を蟹江敬三さんに持って行かれた” とよくおっしゃっていた(笑)。自分が役者としてどう欲望の距離と向き合うかを知ったうえで、演出家としてどう役者の欲望の距離を引き出すかにかけては天才だった。父が宙乗りを通して伝えたかったのも欲望の距離だったろうし、お客さんが思う欲望の距離とひとつになりたいという思いがあったのかもしれない」と中車。
ここ数年の團子の成長に「努力のたまもの。もちろん親子だが、2012年6月5日の初日を共に迎えた同輩。その時から13年半経ったが、やはり若者というのは覚えるのが早い。私はどんどん差をつけられている」と目を細め、團子は父親と共演する感覚を問われると一瞬「どういう感覚……」と考え込むも「父は “努力のたまもの” と言ってくれた。全然そんなことないんですけど、子どもの頃から父の映像作品を見ていたし、父のほうこそ努力の人で “努力のたまもの” だと思う」と返すなど息の合ったところを見せた。

