団体の垣根を超えた中立的支援インフラ「Fighters Guild」が設立。格闘家の医療、資産形成、教育を支援

ABEMA格闘chの北野氏、abc株式会社の松田氏、マーカス・ルアー氏、パッキャオの代理人ジョージ・チェン氏(左から)

 運営を担うのがFighters Guildで選手のケガや活動状況を審査し、DAOに対して「給付の推薦」を行う。Fighters Guildは国内における窓口、審査、会員管理を行い、日本法人が金融商品(保険等)二販売を行うことはないという。

 Fighters DAOとFighters Guildの間で不正な資金移動がないか、審査データは正しいかなどを技術的に監視・監査するのが技術監査パートナーのabc株式会社。ABEMAは取り組みの社会発信、ファン参加型企画、支援の可視化に関するコンテンツ連携を推進する。放送・配信の有無や内容は個別案件ごとに協議するという。

 このシステムはいわゆる「保険」ではなく、DAOのエコシステムに貢献した参加者である選手に対し、DAOの収益から「活動支援金・見舞金」を贈与の形で分配する相互扶助のコミュニティーで、保険業法といった日本の法令に抵触しないように専門家のリーガルチェックを経て制度設計を行ったという。

 また興行の開催や選手のマネジメントを行うわけではないことから既存の格闘技団体と競合するものではなく、ケガをした選手をケアし、万全な状態でリングに戻すことで、各興行主催者の「選手管理コスト」を下げる役割を果たすものになっているという。

 参加する選手については3月中に公表される予定となっている。

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