故アントニオ猪木さんが2027年2月20日に「アンドロイド猪木」として蘇る。100年先の青少年が猪木さんに人生相談も
ロボット研究開発の第一人者、石黒浩氏
そしてこのアンドロイド猪木の活用については「公共性」「民間利用」「社会奉仕」という3つの用途を挙げた。公共性についてはいじめ防止や詐欺注意など社会課題に対する呼びかけ、民間利用については猪木さんのイメージを壊さないCMや企業広告、社会奉仕については100年先の青少年の人生相談相手といったもの。
今後の展開についてはフェーズ1では猪木さんアンドロイドを完成させ、イベント・展示・メディア等を通じて世界観と価値を社会に提示、フェーズ2では著名人・経営者などを対象としたアンドロイド制作を拡大。同時に運用モデルを標準化し、望まない人への配慮の仕組み等も整備、フェーズ3では教育、文化、企業レガシー、個人向けなどへサービスをさらに展開。「いのちの未来」についての新たな価値観の定着といった構想が紹介された。
もともと予想困難な猪木さんではあるのだが、AIによっての再現性について石黒氏は「データがある方なのでやりやすいほうだと思う。いろいろな本も書かれているし、AIはそういったたくさんのデータから答えを統計的に出してくるので比較的やりやすいのではないかと思う。一方で感情表現とか、普通の人よりも動作が大きいといったところはかなり努力が必要かなとは思っている」などと猪木さんの言葉や考え方についてはかなりの再現性が期待される一方で「プロレスをさせるには少し時間はかかると思う」とも語っている。

