関根シュレックが15年ぶりMMA参戦の小路晃にTKO勝ち「最後は寝技にいってしまった。本当は最後まで殴り合いたかった」と涙【ROMAN 4】

小路の強烈な右ロー

 まずは関根が「炎のキン肉マン」で入場。続いて小路はPRIDEの全選手入場式のテーマが流れるとケージの周囲を1周してファンとハイタッチをかわし、声援に応えながらリングイン。

 試合はスタンドの打撃の攻防で、約20kg軽量の小路が圧をかけて強烈な右ローで関根を下がらせる。左足を効かされた関根はサウスポーにスイッチし、左ミドル、左インロー。互いにパンチを打ち合うと、思わず関根が笑顔を漏らす瞬間も。その後も小路は右ロー、関根は右カーフを打ち合う展開に。

 終盤、小路の左ジャブでバランスを崩す関根。小路が右ローで追撃。関根がタックルに行くも切る小路。小路がパンチで前に出ると関根も打ち返す。ここで組み付いた関根。小路はボディーにヒザ。関根は捨て身の投げでテイクダウンに成功すると、素早くバックマウントを取ってヒジを連打。危険と判断した特別レフェリーの島田裕二レフェリーが試合を止め、9分11秒で関根がTKO勝ちを収めた。

 関根は試合後のマイクで「俺はずっとプロレスラーになりたくて。でも就職氷河期で。いろいろあってプロレスラーの道をあきらめて、警察官になりました。そんなとき、同い年でPRIDEでイゴール・ボブチャンチンとかムリーロ・ニンジャとかセーム・シュルトとか世界の怪物たちと戦っている小路さんを羨ましく、そしてちょっと妬ましく思っていました。そして自分は36歳の時にボンサイ柔術と出会い、MMAデビューをしました。そのころ憧れの小路さんは三崎さんと引退試合をしてマットを去りました。自分の過去が今、この場で小路さんと向き合って浄化されていくのが分かりました。1秒でも長く小路さんと拳を交えていたかったけど、自分の足のダメージも深刻になってきたので、最後は寝技にいってしまいました。本当は最後まで殴り合いたかったです」と涙まじりで語った。