遠藤哲哉が佐々木大輔を下し、KO-D無差別級王座を死守! 試合後には両者がよもやの和解【DDT】

遠藤のシューティングスター・プレスでフィニッシュ

シューティングスター・プレスで遠藤が3カウント奪取


 DDTプロレスリング「Ultimate Party 2020」(11月3日、東京・大田区総合体育館)のメインイベントで行われたKO-D無差別級選手権試合で王者の遠藤哲哉が、挑戦者・佐々木大輔との死闘を下して、同王座を死守。試合後に両者は和解し、再び「ダムネーション」として共に闘っていくことになった。

 開始早々、佐々木は遠藤の足にマトを絞って集中砲火。遠藤のセコンド・島谷常寛が再三佐々木の足を引っ張るなど加勢したが、遠藤は「ジャマするんじゃねぇ。1vs1の勝負」と、これを制した。以後、一進一退の攻防となったが、20分過ぎ、マッド・ポーリーがリングに上がると、味方であるはずの遠藤のイス攻撃を阻止。佐々木がすかさず急所打ちを見舞うと、ポーリーも遠藤の顔面を張った。佐々木はイス攻撃連打からクロス・フェースロックを繰り出すも、遠藤はエスケープ。

 遠藤は旋回式トーチャーラックボムから、シューティングスター・プレスを狙うも、これは佐々木が剣山でカット。佐々木は再びクロス。フェースロックで絞め上げるも、決められず。遠藤はヘッドバット、オーバーヘッドキック、変型片翼の天使とつなぐも、カウントは2。ならばと、遠藤は佐々木の顔面にヘッドバットを繰り出すと、シューティングスター・プレスを鮮やかに決めて3カウントを奪い、同王座のV4に成功した。
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