国連ユニタールCIFALジャパン国際研修センター「国連を支える世界こども未来会議」と協定
「国連ユニタールCIFAL(シファール)ジャパン国際研修センター」(福島県いわき市)は5月31日、東日本国際大学にて、「国連を支える世界こども未来会議」を主催する一般財団法人ピースコミュニケーション財団と連携協力に関する基本合意書を締結した。

CIFALジャパン国際研修センター(以下、CIFALジャパン)は昨年12月、国連の人材育成機関「国連ユニタール」が世界各地に設置する地域リーダー国際研修センター「CIFAL」の国内初の拠点。国連からタイトルの認定を受けた「国連を支える世界こども未来会議」を主催する一般財団法人ピースコミュニケーション財団と協定を結び、特に若い世代に対しグローバルな視点を取り入れたSDGsや平和等に関するカリキュラムづくりを加速・推進していく。
この日はCIFALジャパンのルイス・ガジェゴ名誉議長らが見守る中、共同代表の内田広之いわき市長および緑川浩司氏、副代表の星野俊也氏、一般財団法人ピースコミュニケーション財団代表理事の一木広治氏が合意書に署名。
締結式を終えた一木氏は「国連を支える世界こども未来会議は、子どもたちが自分たちの未来をどうしたいか、そのために何をするべきか自ら考え、仲間と話し合って発信していくプロジェクト。国内各地の代表の子どもたちと国内に住む外国の子どもたちが東京でアイデアをまとめ、米ニューヨークの国連本部に提言を届けて発表している。
今年は初の試みとして100カ国以上の生徒が在籍するUNIS(国連インターナショナルスクール)を訪問し、世界の子どもたち同士での交流と国連本部会議場で『世界こども未来会議 in NY United Nations』を開催した。CIFALジャパンとの連携で子どもたちが知恵を出し合い、日本から世界をつなげ、地球を元気にしていくカリキュラムを共に広げていけるよう協力できれば」。